レシピ本も発売1週間で大増刷 今、大ブームを起こすさば缶に迫る (1/2ページ)

新刊JP

『女子栄養大学栄養クリニックのサバ水煮缶レシピ』(アスコム刊)はレシピ本も発売1週間で増刷という人気ぶりだ
『女子栄養大学栄養クリニックのサバ水煮缶レシピ』(アスコム刊)はレシピ本も発売1週間で増刷という人気ぶりだ

今、さば缶が日本で大ブームになっているのをご存知だろうか。生産量はツナ缶を抜き、第一位に。2017年末にテレビ番組で「ダイエットにいい」「おいしい」と取り上げられ、その後スーパーでは品薄状態が続いているという。

水産加工食品メーカー大手のマルハニチロによれば、2017年10月から半年間の売り上げが、前年の同じ時期と比べて4割も増加しているという。

■さば缶の魅力は安さと手軽さ、そしてヘルシーさ

さば缶は1缶200円程度と手ごろな価格ながら、下処理不要で食べることができることから、忙しい現代人にマッチした食材だ。さらに長期保存も可能だ。
コンビニで気軽に購入できるため、家飲みのつまみにも大人気。魚を取る手段としても一人暮らしの男性にはおすすめ。魚不足を気にしている人には、魚を取る手段としても有効だ。

さらにさば缶をここまで人気にさせたのは、そのヘルシーさだ。
DHA、EPAが豊富に含まれているさば缶の栄養価は、食生活が乱れてがちな現代人にとってとても貴重なもの。サプリメントでも不動の人気のEPAは、さば缶3分の1缶で一日に必要な量が摂取できてしまう。食事から摂取できるのは嬉しい限りだ。
さらに、DHAは記憶力向上に効果的といわれており、昨年9月に放送されたテレビ「さんまの東大方程式」では、さば缶をよく食べる東大生が登場して話題になった。

■簡単アレンジで料理の幅が広がり、栄養価もアップ!

そのまま食べても美味しいけれど、さすがに毎日は飽きてしまう…。さば缶はちょっとしたアレンジで、食べ方のバリエーションが格段に広がる万能食材だ。みそ汁、カレー、ぶっかけそばに冷奴・・・いつものメニューにさば缶を合わせれば、ぐっと美味しく、栄養価がアップするのだ。

さば缶ブームに合わせて、さば缶を使ったレシピ本が続々と出版されている。

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