「タイの洞窟救出劇」早くもハリウッド映画化が進行中!?

まいじつ

(C)divedog / PIXTA(ピクスタ)
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タイの北部、チェンライ県のタムルアン洞窟内に閉じ込められていた地元サッカーチームの少年12名とコーチの13名全員が、遭難から18日目にして全員が無事に救出され、生還した。洞窟内に多くの雨水がたまり、困難を極めた中での救出劇に、国内外へ安どの声が広がった。

「実はこの出来事を巡って、すでにハリウッドの業界人らが映画化に向けて動いていると各国メディアが報じています。一部の制作スタッフが子供たちやダイバーに取材すべくタイ入りしたという情報も入っています」(映画ライター)

アメリカのドナルド・トランプ大統領は7月10日、全員の救出を確認し「おめでとう。何と美しい瞬間だ。全員救出、よくやった!」と述べて祝福を示した。とはいえ、酸素ボンベを運んでいた元海軍特殊部隊の男性ダイバーが洞窟の入り口へ戻る途中、ボンベの酸素を使い果たして亡くなったという痛ましい事故も起きているため、映画の題材としては取り扱いがナーバスな案件だ。

映画に盛り込めそうなエピソードが集められている

「救出チームの一員を名乗る男性が『少年たちの救助に使う機材に必要なガソリンが足りない。救助後には、衣服も食糧も与えてやりたい。そのために資金援助をしてほしい』と地元住民に話を持ち掛けて、金を騙し取ろうとした義援金詐欺事件が起きたのです。そのため、救出が行われるまでの期間、ずっと騒然としていましたよ」(通信社記者)

この騒動で不審に思った市民がフェイスブックに義援金について投稿したところ、一気に拡散されて1000件近くシェアされ、警察当局も事態を把握することとなった。

「今回の事件に関連したエピソードを、映画の制作スタッフが手分けしてかき集めています。もちろん助けられた少年たちや助けたダイバーたちの証言などもこと細かく聞く必要があります。また、現地では、ボランティアで救助チームの炊き出しや洗濯などを行っている住民もいますから、ここでも情報収集をするでしょう」(前出・ライター)

今回の映画化の話はスピーディーに行われるはずだという。

「この救出劇が忘れられないうちに映画にするのが望ましいでしょう。おそらく1年半以内にも完成を目指すことになのでは」(同・ライター)

事件のことが忘れられないうちに映像化できるだろうか。

【画像】

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