子どもの“行き渋り”はどう対処する?

アサジョ

子どもの“行き渋り”はどう対処する?

 いつも楽しみにして通っていた園や習い事を、「行きたくない!」とグズることがあります。「どうしてもお母さんと離れたくなくて…」というケースではなく、突然子どもが“行き渋り”をしたとき、どのように対処しますか?

■突然の心境変化には理由がある

 子どもが、とくにこれまで楽しんでいたことに対して急に苦手意識を感じたり、拒否反応を示したりするときには、「何かあったのかな?」と気にかけてあげることが大切です。「いつもできていたじゃない。できないわけないでしょ!」など、理由を探らずに対処してしまうと、子どもは「わかってもらえない」「それでも、どうしても嫌なんだもん!」となかなか前に進みません。

■何があったのかを聞いてあげる

 子どもがこのようになる背景には、園や習い事で嫌なことがあった、友達と仲よくできなかった、思い通りにいかなかったなど、何かしら心に引っかかる出来事があります。「悲しいことがあったの?」「どうして嫌なの?」などと声をかけ、子どもの気持ちをゆっくり聞いてあげましょう。具体的な理由がわかれば、どんなふうに克服するかの作戦会議を子どもと一緒にしてください。大好きなお母さんが一緒に考えてくれ、背中を押してくれれば、行動意欲がわく子も少なくはないのです。

■先生と連携を取る

 園や習い事の先生とは、日頃から密にコミュニケーションを取りあうことをオススメします。少しでも子どもに変化や気になるところがあれば、すぐに伝えてもらえるようにしましょう。また、心の負担を軽減できる環境や方法を用意してくれることもあります。親が子どもと一緒に過ごせない間、近くにいる大人と連携を取ることで、子どもに対して同じ方向を向きアプローチできるのです。

 子どもの行き渋り、まずは原因を究明し、ツライ気持ちを受け止め、子どもがどうしたいのか、どの方法なら勇気が出るのかを探りながら、アドバイスをすることが大事です。子どもに寄り添って、ぜひ背中を押してあげてくださいね。

(Nao Kiyota)

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