サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「昨年3着レジーナフォルテが勝つ」 (1/2ページ)

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サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「昨年3着レジーナフォルテが勝つ」

 新潟、小倉、そして札幌に舞台が移り、本格的な夏競馬が始まる。

 その新潟開幕週のメインは、直線1000メートルの電撃戦、アイビスサマーダッシュだ。

 今年で18回を数え、どのぐらいのペースで行けばよいか、どこで仕掛けるべきかを騎手たちはすっかり心得たようで、以前ほど荒れなくなったが、それでもまだ不確定要素は少なくなく、全体的に見て波乱含みの重賞と言っていい。

 02年に馬単が導入されてから、これまでの16年間、その馬単で万馬券になったのは6回(馬連では1回)だが、この間、1番人気馬が6勝(2着3回)、2番人気馬は2勝(2着2回)。1、2番人気馬でのワンツー決着は2回のみ。簡単に人気どおりでは決まらない中穴傾向の重賞だ。

 過去17回を振り返ってみてわかるのは、出走頭数のわりに、牝馬の活躍がやたら目立つことである。「牝馬は暑さに強い」と言われるが、その言葉どおり、これまで牝馬が11勝、2着7回と、牡馬を圧倒している。このへんは馬券戦術上、十分心得ておくべきことだろう。

 あとは3歳、4歳の若駒がよく連に絡んでいることも知っておいて損はない。

 こうしたデータを念頭に置いてみて浮かび上がるのが、レジーナフォルテだ。こいつに大きな期待を寄せてみたい。

 前走のテレビユー福島賞(芝1200メートル、1着)は、期待された韋駄天S(芝1000メートル、12着)を凡走したあとの一戦だったが、自己条件とはいえ、見違えるような好内容での圧勝劇だった。

 佐藤調教師は、この2走を振り返って、次のように言う。

「韋駄天Sは、妙にテンションが高く、レースでは行きっぷりが悪くて、さっぱりいいところがなかった。ガス抜きができた前走は、この馬らしいセンスのよさを見せてくれた」

 前走後は、ここを目標にしっかり調整されており、落ち着き払って好気配。稽古の動きも軽快かつリズミカルで、実にいい雰囲気が漂っている。ならば、持てる力を存分に発揮してくれていいのではないか。

 初勝利をあげたのがこの直千競馬で、しかもレコードでの楽勝。3歳時の昨年は条件馬の身で、このアイビスSDで3着と好走している。

「サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「昨年3着レジーナフォルテが勝つ」」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2018年 8/2号レジーナフォルテアイビスサマーダッシュ水戸正晴競馬スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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