長嶋一茂「山根前会長のような人たくさんいた」発言でネットざわつく
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元プロ野球選手の長嶋一茂が8月10日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』に出演し、日本ボクシング連盟会長を辞任すると表明した山根明氏について、「僕には悪人に見えないです」などと持論を述べた。
その後、長嶋は「僕は幼少のころからスポーツの世界にいたのでたくさん見ています。こういう方々たくさんいました」と続けたが、この発言がネット上をざわつかせている。
「スポーツの世界といっても、彼が内情をよく知っているのは野球界に限ります。それも『自分が見てきた』というからには、在籍していた球団のことを指しているのは明白でしょう」(スポーツ紙記者)
長嶋は1988年にヤクルトスワローズに入団。その後に同球団の監督に就任した野村克也氏の提唱する“ID野球”とはソリが合わず、当時は誰の指導や助言にも耳を傾けられなくなっていたと、長嶋本人が語っている。
93年には、父・長嶋茂雄が監督に就任した読売ジャイアンツへ移籍。しかし成績は振るわず、96年には戦力外通告を受ける形で引退を決意した。この巨人時代にはパニック障害になっていたと、後に告白している。
「こういう方々」を巡り盛り上がりを見せている
「レジェンド・長嶋茂雄の息子としてチヤホヤされてきただろう彼には、監督やコーチの厳しい指導が、今でいうパワハラに近く感じたことも多かったのではないでしょうか。思い返してみると、端から見ていても確かに厳し過ぎると感じた指導者はいましたね」(同・記者)
それでも現在の長嶋は山根氏について、「自身に悪意はないんですよ。それでずっとやってきたから、今すごく困惑されていると思う」と一定の理解を示している。その上で「責任がないとは言ってない」と、山根氏の“豪腕ぶり”を厳しく糾弾、「(今の)時代がそうじゃない」と語気を強めた。
またネット上では、この一連の発言を受けて、長嶋の意図とは異なる「誰が“こういう方々”だったのか」という方向で盛り上がりを見せている。
《○○○○のことですね》
《そりゃ○○○○に比べたら山根も雑魚だからな》
《野球のほうが闇は深いだろうな》
《いました、じゃなくて今もいるだろ》
日本大学アメフト部から始まり、日本ボクシング連盟、日本大学チアリーディング部など、次々と暴かれる体育会系の旧体質における諸問題。今後、日本球界にもその余波が及んでいくのだろうか。