天才テリー伊藤対談「藤木由貴」(2)ケーキとチア一筋の青春だったの! (2/2ページ)
さておき、そこまで考えていたということは、学生時代の部活は料理部とかだったの?
藤木 いえ、高校の時はチアリーダー部です。
テリー へえ、そりゃまるで正反対のイメージだ。
藤木 ちょうど私たちの代から全国大会へも行けるようになったこともあって、部員も増えて盛り上がっていたので、当時は部活に熱中していました。
テリー テレビで流れているチアリーディングなんかはよく見るんだけど、いちばん上に乗る人は、ものすごく高い位置にいるじゃない。あれって危なくないの。見ているだけでも怖いんだけど。
藤木 さすがに大会で見たことはないですけど、練習で落ちてケガすることは普通にあると思います。
テリー じゃあ「あいつ、落としてやろうぜ」みたいなイジメとかなかった?
藤木 いえ、そもそもお互いの信頼関係がないとできないものなので。
テリー いちばん目立つのはやっぱりセンターだよね。もちろん、藤木さんはそうだったんでしょう?
藤木 いえ、私はセンターの横をギリギリ取れるぐらいでした。自分としてはけっこう頑張ったつもりだったんですけれど、やっぱり技術が伴わないとダメで。
テリー そうか、それは残念だったね。
藤木 でも、すごく楽しみました。それまで人前で踊ってみたり、自分から何かを表現するなんて無理だと思っていたんですが、チアの経験でそこを大きく変えることができました。