1番人気は寿司ネタの王様!「好きな魚ギョギョ」総選挙 (1/2ページ)

日刊大衆

※画像はイメージです
※画像はイメージです

 海に囲まれた島国である日本は、古くから魚食大国として、多種多様な魚を、刺身、焼き魚、煮魚など、さまざまな調理法で楽しんできた。ところが近年は消費者の“魚離れ”が進んでいる。その理由は「料理が面倒」「食べにくい」といったイメージがあるからだ。一方、乱獲などの影響で魚資源の枯渇も指摘されている。また世界的な魚需要の高まりで、日本の漁獲量も減っているという。

 そうは言っても、寿司は子どもから大人にまで愛されているし、魚はいまだ日本人の食卓に欠かせないものだ。そこで今回は、10~50代の男女100人に「一番好きな魚」を聞いてみた。

 第5位(8%)は高級魚である「タイ」が選ばれた。日本では白身魚の王様的な存在だ。刺身や塩焼きはもちろん、淡白なため昆布締めなども人気だ。縁起が良い魚とされ、正月や結婚式など、おめでたい席で食べられることも多い。

 養殖もされており年中食べられるが、旬は3月~5月。天然ものは長崎県、福岡県が有名で、低脂肪高たんぱくなことからダイエット中のメニューにも向いている。消化吸収が良く、胃腸の弱い人や高齢者、生活習慣病が気になる人にもお薦めだ。白身魚特有のタウリンも豊富に含まれるので、疲労回復に効果的で、コレストロール値を下げる作用もあるとされる。

 第3位(12%)には、同率で「サバ」と「サンマ」がランクインした。

 サバは世界各地で食べられており、日本近海ではマサバ、ゴマサバなどがあがる。旬は秋。豊後水道の「関サバ」、三浦市の「松輪サバ」といった地域ブランドも人気だ。輸入品ではノルウェーサバが有名で、主に塩サバに加工されている。脂質が豊富で、悪玉コレステロールや中性脂肪を減らし、動脈硬化の予防や改善など、生活習慣病のリスクを下げる不飽和脂肪酸の含有量が、青魚の中でも群を抜いて多い。生で食べることはあまりないが、しめサバや、最近では栄養が丸ごと取れると、サバ缶が人気だ。

 そして、サンマも日本の秋の味覚を代表する魚だ。近年は漁獲量の変動が激しく、大漁で安い年もあれば、まったく捕れず高級魚並みに価格が跳ね上がることもある。塩焼きは定番中の定番で、最近は刺身で食べることも珍しくない。

「1番人気は寿司ネタの王様!「好きな魚ギョギョ」総選挙」のページです。デイリーニュースオンラインは、マグロ日本寿司カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧