滝沢秀明『豪腕』“地味な”ジャニーズ「風間俊介」を見事に売り込む

まいじつ

画/彩賀ゆう
画/彩賀ゆう

ジャニーズ事務所の風間俊介に「番組にいてもいなくても同じだな」という何ともサエない評価が出ている。つまり、タレントとしての価値を疑問視されているのだ。

「チャラっぽいイメージがなく、ジャニーズには珍しい人間という見方はある。でも、人畜無害というか、これといって取りえがない上に、ルックスはまるで一般人のような並み顔。むしろブサ系でしょう。年間、陰で何十人という人間がクビになっている事務所にあって、よく生き延びられたと不思議です」(ジャニーズライター)

実際、経歴では1999年、『3年B組金八先生 第5シリーズ』でスポーツ新聞主催の新人賞を受賞した程度。他に何か目立つものがあるわけではない。以後は、例えば今年4月期に放送されたテレビ朝日のドラマ『未解決の女 警視庁文書捜査官』で第1話だけ出演するなど、単発のチョイ役が多い。

「バイプレーヤーといえば聞こえもいいが、ドラマでも単話で出てくるので印象が超薄い。脇役や1回こっきりなら、今年だけで5作以上も出ているというのですから、隠れた売れっ子ということになりますね」(同・ライター)

風間は、最近、意外なことで話題になった。日本テレビ、朝の情報番組『ZIP!』の月曜日キャスターに就くことが、芸能ニュースとしてそこそこ大きく扱われた。

「前任者は、元『TOKIO』の山口達也。だから、風間のキャスター就任で山口は帰る場所を失ったと騒がれたわけです。別に風間が悪いわけでもないのですが、妙にクローズアップされたことは確か。深読みすれば、いい宣伝になったと思います」(同)

地味キャラ風間の重用は滝沢の差配

『ZIP!』にはこの10月より出演しているが、評判の方はイマイチ。

「初回に『今日から月曜日を担当します』という感じで、ありきたりのアイサツ。全然オモシロくない。しゃべりの回転がよくないし、ジョークも言わない。無難な分、何もかもがつまらない印象でした」(テレビ雑誌編集者)

実は風間が番組に起用された裏には、ディープな部分もあるようだ。

「次期総帥候補の滝沢秀明は2年先輩。滝沢としては自分を脅かすような人間を、できるだけ排除しておきたい。そこいくと風間のような地味系を重用しておけば、あとの造反もない。風間を『ZIP!』に押したのは滝沢で、計算ずく。滝沢は風間を出川哲朗のようなダサキャラで売りたいようです」(同・編集者)

なかなか興味深い滝沢の差配。さすがジャニー喜多川社長が後継者に指名しただけのことはあるようだ。

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