「地球外知的生命体を探す為の新たなるステップを踏み出した」NASAが宇宙人探査を本格再開 (1/4ページ)
アメリカの立法府はアメリカ合衆国議会は、数か月前、地球外生命体を探すためにNASAに計画を段階的に実行するように命じた。
25年ぶりに地球外生命探査を本格再開したことを発表したNASAは、手始めに、知的生命体のテクノロジーが残しであろう謎の電波信号を探るという。
その第一歩である「NASAテクノシグネチャー研究集会」が2018年9月26日から28日にかけてヒューストンで開かれた。
テーマはテクノシグネチャーで「テクノロジーの痕跡」を意味する。高度な文明が存在するなら、必ずテクノロジーの痕跡があるはずなのだ。
・まずは宇宙から発せられる電波を探れ!
テクノロジーの痕跡、テクノシグネチャーは宇宙を飛び交っている。テクノシグネチャーは一般に、電波の形で観測されることが多い。
文明を持つ地球の人類もラジオ波やレーザー光など、様々な電波を宇宙に発してきた。宇宙から発せられる電波で最も有名なのは高速電波バーストだ。
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・遠い宇宙から飛んできた記録的な数の「高速電波バースト」が検出される。その数は一気に2倍に(オーストラリア研究) : カラパイア
自然に発せられる電波とは違い、高速電波バーストは、数ミリ秒間のみランダムに発生する。深宇宙から発せられる非常に強力な電波で、どこから、どのように発信されているのかは謎に包まれている。