8強入り最後の1枠獲得はNTTコム! 無敗の神戸製鋼はリコーと準々決勝 (1/4ページ)

ラグビーリパブリック

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1位~8位決定トーナメント進出を決めた8チームの選手。上段左からダン・カーター(神戸製鋼)、流大(サントリー)、姫野和樹(トヨタ自動車)、ヴィリー・ブリッツ(NTTコム)。下段左からクワッガ・スミス(ヤマハ発動機)、山沢拓也(パナソニック)、ドウェイン・フェルミューレン(クボタ)、松橋周平(リコー)。

 ワールドカップ前年のジャパンラグビートップリーグは、10月20日にレギュラーシーズンの最終・第7節を迎え、プレーオフの1位~8位決定トーナメント進出をかけたラスト1枠は、NTTコミュニケーションズ(NTTコム)が獲得した。

 8チームずつ2組に分かれおこなわれたリーグ戦。ホワイトカンファレンスは最終節を前にトップ4が確定した一方、レッドカンファレンスは3チームに4位の可能性があった。前節終了時点で、3勝3敗のNECが4位、NECと総勝点14で並びながら勝利数が1つ少なかったNTTコムが5位、そして勝点2ポイント差で豊田自動織機が追っていた。

 20日、他会場よりも早くキックオフを迎えたNTTコムは、東京・秩父宮ラグビー場で宗像サニックスに31-12で勝ち、この時点で豊田自動織機は脱落。NECは兵庫・ノエビアスタジアム神戸で神戸製鋼に31-48で敗れたため、NTTコムがレッドカンファレンス4位となり、優勝争いに残った。

 11時30分キックオフでサニックスと対戦したNTTコムは、相手に先制を許したものの、前半30分過ぎ、ゴール前中央のスクラムで押し込んだあと、NO8ラーボニ・ウォーレンボスアヤコが持ち出してゴールラインに迫り、最後はHO三浦嶺がピック&ゴーでトライ。ハーフタイム前にも強いスクラムでチャンスを作り、ボスアヤコがインゴールにねじ込んだ。

 14-5で迎えた後半早々、サニックスにイエローカードが出て数的有利となったNTTコムは、敵陣22メートルライン内のスクラムからボールを動かして最後はSH湯本睦がゴール右隅にフィニッシュ。

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