レッズ戦力外のクーパーがレベルズへ移籍決定! 元ボスを見返す気満々 (1/2ページ)

ラグビーリパブリック

クウェイド・クーパー対ブラッド・ソーン。移籍発表前、クーパーはこの写真をインスタに投稿した(Photo: Getty Images)

2

復活目指し、国内大会で奮闘したクウェイド・クーパー。10月14日のキャンベラ・バイキングス戦(Photo: Getty Images)

 クウェイド・クーパーが、ラグビーワールドカップ2019出場へ向けてアピールする場所をついにつかんだ。そして、実力を評価してくれなかった元ボスを見返すチャンスでもある。

 オーストラリア代表として70キャップを持つ創造性豊かな30歳のプレーメーカーは、クイーンズランド・レッズで戦力外となって今年のスーパーラグビーでは1試合もプレーすることができなかった。しかし、10月23日、メルボルン・レベルズが来季のスーパーラグビーへ向けて、クーパーと1年契約を結んだことを公式に発表した。移籍が決まったクーパーは、11月中旬からはじまるレベルズのプレシーズンキャンプに参加する予定だ。

 クーパーは2016年にトゥーロン(フランス)を退団したあと、3年契約でレッズに加入したが、2018シーズンから同クラブの指揮官になったブラッド・ソーン ヘッドコーチに構想外と告げられ、今年は65万豪ドル(約5200万円)と言われる年俸分の働きはまったくできなかった。レッズ傘下のブリスベン・シティの一員として9月、10月はオーストラリア国内大会(NRC)でプレーしていたが、海外クラブ移籍やラグビーリーグ(13人制)転向なども噂され、去就が注目されていた。

 クーパーはレベルズ入りが発表される前日、自身のインスタグラムで、2011年のワールドカップ準決勝でニュージーランド代表と対戦したときの、ソーンと激しくやりあっているシーンの写真をアップし、「時々、あなたは愛する場所から追い出されますが、ありがたいことに、私を愛する場所は複数あります」とコメントしており、ソーンを見返したい思いを明らかにしていた。

「レッズ戦力外のクーパーがレベルズへ移籍決定! 元ボスを見返す気満々」のページです。デイリーニュースオンラインは、スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧