ムロツヨシ「大恋愛」の“天涯孤独の男”役に通じる波乱の半生
戸田恵梨香主演のドラマ「大恋愛～僕を忘れる君と」（TBS系）で、戸田演じる北澤尚の恋人・間宮真司を演じているムロツヨシ。ネット上には「暗い話なのに、尚を愛する真司のセリフが笑えて、泣ける」「真司が優しすぎて、辛い…」「尚を笑わせようとしてくれる真司にキュンとする」などの感想が多数寄せられ、今期注目のドラマ、注目の俳優として名前があがっている。
「赤ん坊のころに神社に捨てられ、天涯孤独だった真司が初めて愛し、愛された人は若年性アルツハイマー。切なく、辛い物語なのに、ムロ演じる真司が、尚を元気づけようとする言葉に、暗い中にも救いがある。そこに視聴者は感動しているようです」（テレビ誌ライター）
実生活でも、ムロと真司はリンクする部分がある。10月30日発売の「女性自身」が、ムロの生い立ちについて報じている。
「ムロの家庭はかなり複雑で、彼が4歳の時に両親は離婚。父親に引き取られますが、その父には別の女性がいたため、姉とムロは祖父母や父方の親戚に預けられて育ってきました。子供の頃から大人の顔色を見て、他人に嫌われないように明るく振る舞う処世術が身についているそうです。そんなムロだからこそ、真司の心情を好演できている気がします」（芸能記者）
同ドラマの平均視聴率は、初回の10.4％から、10.6％、10.9％とじわじわ上昇。視聴者は、真司と尚の恋の行方に心を鷲づかみにされているようだ。
