豊洲市場を100倍楽しめるウラ知識10(1)マンションの値段が一時期高騰したが… (1/2ページ)

アサ芸プラス

豊洲市場を100倍楽しめるウラ知識10(1)マンションの値段が一時期高騰したが…

 10月11日、ついに豊洲市場が、当初予定よりも2年遅れで正式に開場。安全性や渋滞も懸念されたが、蓋を開ければ平日も連日大盛況。そこで、隠れた穴場から意外な歴史まで、新市場を100倍楽しめるウラ知識を一挙公開する。

【1】豊洲は関東大震災後に誕生した

 そもそも豊洲は明治時代まで海中だった。だが、1923年(大正12年)の関東大震災後に埋め立てられた土地である。

「豊洲は、関東大震災で破壊され使い物にならなくなったガレキによって埋め立てられた街なのです。この土地が豊かになるようにという願いを込めて、1937年(昭和12年)7月、現在の名称が名づけられました」(環境雑誌編集者)

 まさに悲願が達成されて、現在に至るのである。

【2】タワーマンションを中国人が爆買いしているってホント?

 豊洲市場誕生まで、豊洲といえば湾岸エリアのタワーマンションが林立し、脚光を浴びてきたエリア。そこに目をつけた中国人が爆買いしているという噂もあとを絶たない。実際のところは‥‥。

「ららぽーと豊洲に隣接する2LDK、80平方メートル弱のタワマン相場は、11年は5200万円程度。ところが中国人による14~15年の爆買いで、8300万円ほどまで価格が高騰しました。しかし、日本のタワマンは利回りが落ちて投資するうまみがないと判断し、爆買いは16年頃に終了。結局、“爆売り”された時期もありましたが、現在は安定しています。同立地と間取りで、7000万円代中盤で、価格は下げ止まり状態です」(都内の不動産業者)

 やはり人気がいまだ高いことに変わりはない。

【3】豊洲市場と近隣の穴場グルメは?

 グルメ誌ライターの内埜さくら氏が明かす。

「穴場は5街区の青果棟1階。創業50年の老舗、『大和寿司』が入っています。水産卸売場棟の魚がし横丁に比べ、行列が短いうえに他の2棟と比較すると場所が屋外で広く、ゆったりと待つことができます。近隣では豊洲駅から徒歩10分ほどの『すきやばし次郎』がお勧め。銀座店はオバマ元大統領が訪れた名店です。

「豊洲市場を100倍楽しめるウラ知識10(1)マンションの値段が一時期高騰したが…」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2018年 11/1号豊洲新市場関東大震災築地市場マンション社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
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