地下アイドルの解散は悲しいことばかりじゃない:南にこの千葉からアイドル革命!11 (1/4ページ)
タイ・日本混合グループでも活躍中! 異色アイドルの月イチコラム連載
南にこの千葉からアイドル革命!
第11回 地下アイドルの解散は悲しいことばかりじゃないこんにちは&サワディーカー! タイと日本の架け橋アイドル『Siam☆Dream「サイアム☆ドリーム」』の南にこです!
私はいま、タイの自分のアパートでこの原稿を書いています。
ついにこの間、私が2年3カ月続けたアイドルユニット『Asterisk』が解散しました。Asteriskは千葉のアイドルカフェ『2ねん8くみ千葉校』から誕生した、分類でいえばまさに「地下アイドル」でした。最初はカフェの中でやる気のある子で「選抜」となり、その後、本格的にユニットでやろうと「Asterisk」の名前がつきました。
Asterisk解散ライブは11月1日でした。地下アイドルの解散というと、なんかもうマイナスのイメージしかなかったりもするじゃないですか?私は本格的に海外に拠点を移す為に留学することになりました。他のメンバー(陽向あいみ・咲良ひな・乙川杏珠)は新たなユニット『KiREI』に加入することになりました。私のSiam☆Dreamがタイ日混合アイドルなら、KiREIはAsteriskの他に東京CLEAR’S SMILEとSPRING CHUBITが解散して、そのメンバーたちが合体して生まれた「地下アイドルドリームチーム」(っていうと大袈裟ですけど…)的な感じなんです。だから私は今回の解散を「発展的解散」って言わせてもらってます。
出せなかった幻のCD…… 正直、「発展的解散」っていうとなんか綺麗ごとすぎるなって気持ちもあります。
前回も少し書きましたけど、Asteriskの歩んだ地下アイドルとしての道は、多くの地下アイドルさんたちがそうなように、全然平坦な道のりじゃなかったので……。
私たちはカフェ出身のユニットだったから、「わざわざ東京のライブハウスになんか出ていかなくても、千葉のカフェだけでやってたほうが楽しいし、安定じゃん!」とかはもう定番の悩みでした。