オリックス球団統合後1期生の金子千尋、日本ハムが獲得!開幕3連戦で古巣と対戦か? (1/2ページ)

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オリックス球団統合後1期生の金子千尋、日本ハムが獲得!開幕3連戦で古巣と対戦か?

 オリックスを退団し自由契約となっていた金子千尋が、日本ハムに入団することが4日、球団から発表された。楽天をはじめ複数球団による争奪戦が予想されてたいた中、日本ハムは金子が2日に自由契約として公示されると、速攻で交渉に乗り出しわずか2日で金子の獲得を発表できたのは、どこよりも早く交渉に乗り出した球団の「誠意」と、条件面(金銭以外のものと思われる)、そして「早く決めたい」という金子の気持ちが最初の交渉で一致したのは間違いないだろう。

 札幌ドームのマウンドは「硬い」ため、苦手とする投手が多い中、金子は「硬め」のマウンドを好んでおり、プレーをする環境面も決め手の一つになったのかもしれない。

 オリックスが近鉄と球団統合し、2005年にオリックス・バファローズとして初めて臨んだドラフトで1位(自由枠)で入団した金子は、2008年から4年連続で二桁勝利。2010年には17勝、2013年は15勝、2014年は16勝と、オリックスのエースとして、チームの顔を担ってきた。しかし、FA残留した2015年から制球面で悩むようになり、2011年から2点台をキープし、2014年には1.98を記録した防御率が、2015年から今シーズンまでは4年連続で3点台に。今年は日程の都合もあり、6度務めた開幕投手を西勇輝に譲り、シーズンに臨んだが、不調続きで8月14日には首から背中への張りから登録抹消。そのままシーズンが終わり、4勝7敗、防御率3.87、出場も17試合と、2012年の9試合に続く不本意な結果に終わった。FA残留した2015年から4年契約が今シーズンで終了。この4年間の成績は30勝30敗の5割。オリックス球団は野球協約の減額制限(1億円超は40%)を超える金額を提示され、金子は自由契約を申し出た。

 日本ハムへの入団合意が発表されると、SNS上ではオリックスファンから金子に対する労いの声やエールのような言葉が送られる中、ショックを受けるなど退団を惜しむ声も多数見受けられる。金子が最後にオリックスファンの前に姿を見せたのは、先月25日に京セラドーム大阪で行われたファン感謝デー『Bsファンフェスタ2018』だった。

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