ポイントは下半身! 超簡単「ビンビン呼吸法」トレーニング (1/3ページ)

日刊大衆

写真はイメージです
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 ふだんはあまり意識しないが、人は1分間に約20回、1日に3万回近くも「呼吸」をしている。そして、この呼吸が我々の大切な“下半身事情”にも大きく影響しているといったら、驚くだろうか? その事実を確かめるべく、病院で呼吸法を指導している、パーソナルトレーナーで柔道整復師の竹川圭祐氏を訪ねた。

「呼吸することで筋肉が動き、それにより血液が循環して、酸素や栄養、そしてホルモンが体に行き渡ります。逆に、ちゃんと呼吸できていないと、それが行き渡らず、さまざまな体調不良を引き起こすケースがとても多いんです」(竹川氏)

 男性ホルモンが行き渡らなければ、アッチが弱くなるのは自明の理。とはいえ、“そもそも呼吸に良い悪いなんてあるのか!”と思う人もいるだろう。竹川氏は続ける。「呼吸には、横隔膜や腹横筋などの“呼吸筋”を使います。この筋肉をきちんと動かさないと、結果、血流が悪くなってしまう。つまり、良くない呼吸をしているということになります」

 呼吸筋がうまく使えない最大の原因は、姿勢の悪さ。加齢やデスクワークのせいで猫背になると、筋肉が正常に動かせず、呼吸が浅くなってしまう(回数が増える)のだという。吸った息を最後まで吐き出していない人も、実はとても多いそうだ。呼吸のみならず、姿勢まで男の下半身と密接な関係にあったとは。いわれてみれば、確かに、かつて流行した“チョイ悪”の絶倫オヤジたちは、背筋がピンと伸びていたような……。

 こうなると、自分が“良い呼吸”をしているかが気になるところ。これは、ヘソまわりの筋肉を指で押して確認できるという。本誌記者は、姿勢こそ少々悪いが、呼吸の深さには自信がある。さっそく竹川氏にチェックしてもらうと、お腹を押されて痛みを感じる箇所があった。

「ここの筋肉は普通では硬くならず、押しても、さほど痛くありません。ここが硬く痛むなら、呼吸筋が無理をしている証拠です」(竹川氏=以下同)

 つまり記者は、呼吸筋を動かさない“悪呼吸”だったということ!? 自覚はまったく当てにならない。さらには、肩こりや腰痛がある人も悪い呼吸をしている可能性があるそうだ。「呼吸筋を使わなくなると、首や肩まわりの筋肉で補うようになるんです。

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