日ハム・斎藤佑樹「30歳」清宮幸太郎より低い年俸で『クビ』を免れる

まいじつ

(C)Bobby Stevens Photo / Shutterstock
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先ごろ、北海道日本ハムファイターズの新人選手の入団会見が行われた。今夏の甲子園ヒーロー、吉田輝星のお披露目が済んだことで、チーム内の“序列”も明確になった。清宮幸太郎、斎藤佑樹、吉田の順だ。

「斎藤は230万円ダウンの1600万円で契約を更改しました。清宮は300万円増の1800万円。これで斎藤よりも年俸の低い選手は、無名か吉田など新人選手だけです」(スポーツ紙記者)

吉田は新人選手の上限である1500万円には届かず、1000万円となった。日ハム首脳陣は「二度目の入札で指名したから」「まだまだ上を…」と、仮契約時から厳しい言葉を発していたが、負けん気の強い彼の性格を知っての“愛のムチ”だったようだ。

「吉田は将来のエース候補です。あえて上限いっぱいでの契約を避けたと見るべき。上限金で契約していたら、斎藤と100万円しか変わりません。“元スター候補”のメンツも加味して、1000万円の年俸に抑えたようです」(同・記者)

8年間で通算勝利数15、今シーズンは登板わずか3試合で勝ち星ナシの斎藤は、普通ならクビだ。しかし彼は甲子園での連投・投球過多の先輩として、吉田にぜひ伝えたいことがあるという。また、もう1人の新人投手、柿木蓮にも、甲子園の優勝投手という同じ経歴から伝えたいことがあるようだ。

新人選手の“お守り役”に

おそらく吉田、柿木ともに二軍スタートとなる。その“お守り役”を斎藤は買って出たというのだ。

「吉田が甲子園で連投していたとき、マスコミ嫌いの斎藤が饒舌になっていろいろと話していました。彼らに斎藤から直接話をすれば、彼らにとっても参考になるものは多いはずです」(関係者)

また、故障という面でも、早実の後輩・清宮幸太郎に今一度伝えたいことがあるようだ。

“お守り役”が好評なら、コーチ残留の可能性も出てくる。斎藤は一部メディアに吉田のことを聞かれ、「負けないように頑張りたい」と答えていたが、勝負するステージは全く異なる。吉田、柿木は負けても「将来性」で許されるが、斎藤は違うのだ。

土俵際の斎藤にとって、これが最後の“お勤め”となりそうだ。

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