見た目のインパクトもスゴい!日本古来の果物「あけび」・・・気になったので食べてみました

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見た目のインパクトもスゴい!日本古来の果物「あけび」・・・気になったので食べてみました

突然ですが、じゃがいも、玉ねぎ、キャベツ…気がついたら日本は西洋野菜に侵食されている!・・・と思ったことはありませんか。昔から食べられていた食べ物で、今あまり食べられていない日本の食材って何だろう・・・私は昔からある物が気になっていました。

それは「あけび」

平安時代から様々な文献や物語に登場しているにも関わらず、ほとんど現在の食卓にのぼることはなくなりました。八百屋でも滅多にお目にかかれません。

そんなことを考えていたとき、なんとスーパーいなげやで発見!

ということで、早速試食。

「あけび」の食べ方

付属のレシピによると、実はあけびは実(種を含む白い部分)よりも、その肉厚な皮を食べるようです。とりあえず中身の白いジュレのような部分をスプーンでざっくり。すいかのように黒い種がざくざくと口に広がりますが、事前により分けることは困難なので、しょうがないから口にそのまま放り込みます。

瑞々しい!甘みはほんのちょっとだけ。梨をさらに薄くしたような、ほんのりとした甘みです。
喉を潤す果物としての役割は果たせそうです。

次に、皮を炒めます。レシピはいろいろあるようですが、私は豚肉を使い、麻婆ナスのような味付けに。ごま油をひいたフライバンへ、水に15分さらして灰汁をとったあけびを投入。くたくたになったら、豆板醤としょうゆと砂糖で味つけ。

さて、・・・お味は・・・、

にっげー!!!

苦い!というより、とにかく渋い!
どうやら灰汁抜きが足りなかったようです。

でも安心してください。食べられないほどではありませんでした。むしろ日本酒と一緒にやるとその渋みが気にならず、いいアクセントに(本当か)。

触感も色も茄子そのもの。茄子よりも歯ごたえがややあるくらい。

あけび、種も実もあますところなくいただけるので、非常にエコな食べ物かもしれません。みなさんもあけびの調理に挑戦してみてください。

日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan

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