『下町ロケット』特番が示した“TBS日曜劇場”が強いワケ (1/3ページ)

日刊大衆

『下町ロケット』特番が示した“TBS日曜劇場”が強いワケ

 第2シーズンも人気を博した、ドラマ『下町ロケット』(TBS系)。その特別編がこの正月、1月2日に放送された。通常放送の最終話が最終回らしくなく、特別編が実質上の完結編。それも正月特番というイレギュラーな放送だっただけに賛否両論を巻き起こしていたが、終わってみれば平均視聴率が14%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と、高視聴率を記録して『下町ロケット』人気を示した。それにしてもこのドラマ、どうしてここまで支持されたのだろう? まずは特別編のストーリーを振り返り、考えてみたい。

 下町トラクター、ダーウィンに対抗すべく「帝国重工」の的場(神田正輝/68)たちは下請け会社に圧力をかけた。これによりダーウィンプロジェクトは一時混乱に陥るが、「ダイダロス」の重田(古舘伊知郎/64)は、公正取引委員会に対して異議申し立てを行い、的場を取締役からの辞任に追い込んだ。その後、ダーウィンのトランスミッションに問題があることが発覚し、「ギアゴースト」の伊丹(尾上菊之助/41)は、ミッションの特許を持つ佃製作所に、特許使用の許しを請うため頭を下げる。しかし佃航平(阿部寛/54)はこれに、頑として特許の使用を認めず……という展開だった。

 結局は佃航平が、「ギアゴースト」と特許ライセンス契約を結ぶことを宣言。これには大きな拍手が起こり、主演の阿部寛がおいしいところをすべて持っていく、気持ちの良いラストだった。

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