週刊SPA!“ヤレる女子大”批判も“パパ活指南サイト”乱立の現状 (1/2ページ)

まいじつ

(C)Mikhail_Kayl / Shutterstock
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雑誌『週刊SPA!』(扶桑社)の『ヤレる「ギャラ飲み」実況中継』特集で、「性交渉をしやすい」大学を順位付けして批判を集めた問題が、さらなる波紋を広げている。

誌面では男性が女性の飲食代を負担し、小遣いも渡す“ギャラ飲み”が流行している実態を紹介。飲み会後にエッチに発展しやすい大学を『ヤレる女子大学生RANKING』として発表していたが、これにランキングされた大学側が猛抗議しているという。

すでに同誌の編集長が「読者の気分を害する可能性のある特集になってしまった」と謝罪しているが、ネット上では《女性を軽視した出版を取り下げて謝って下さい》という反対著名も始まっており、1月8日現在、約2万8000人以上の賛同が集まっている。上がった怒りの声には「女性を蔑視するにもほどがある」「下品な内容で呆れる」「自分の身内にランキングされた大学に通う女性いないのかな」などといったものがあった。

一方で、このような記事はある種、男性誌の“お約束”企画で、今さら目くじらを立てるのもどうかという声も聞こえてくる。

「SPA!は2012年にも『簡単にヤレる!? お持ち帰りしやすい女のコの特徴とは?』という記事を掲載して、女性軽視と批判されたことがあります。確かに今の時代、このような記事に批判が集まるのは仕方ありませんが、かつて男性誌はこんな企画ばかりでした。昨今、雑誌のみならずテレビ番組も自主規制ばかりで、つまらなくなったといわれますが、中には本気で『日本の少子化に直結する問題』と危機感を抱いている専門家もいますよ」(エンタメ誌記者)

情報の受け手側のモラルが問われる

書店に並ぶ男性誌だからこその“炎上”記事とも言えるが、ネット民の中には「ちゃんちゃらおかしい」と今回の騒動に疑問を呈する声もある。

「ヤレる大学を発表するのがダメということですが、逆にネット上では今流行の『パパ活』をあおるサイトが多数あって、女子大生が食い入るように見ているんです。内容はいかに金持ちのパパを見つけるか、プロフィルの書き方、写真の撮り方、効率よく茶飯(タダ飯)する方法など、女性がいかに“楽して稼ぐ”か、その方法が書かれています。男性がヤレる女を探すのと一体何が違うんでしょうかね。

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