矢野顕子、嵐を賞賛するためにSMAPを引き合いに出して“大炎上”

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矢野顕子、嵐を賞賛するためにSMAPを引き合いに出して“大炎上”

 シンガーソングライターの矢野顕子が、活動休止を発表した嵐に関するツイートで、一部SMAPファンからの猛烈な批判を浴びた。

 矢野は1月28日、自身のツイッターに「嵐は偉い。2年間もちゃんと仕事をする約束をした。スマップの最期を間近で見ていたであろう、あれを踏襲せずに、自分たちに見える部分も見えない部分にも、できるだけ配慮をして。ファンになっちゃいそうだわ」と投稿し、これに対してSMAPファンとみられるアカウントからのリプライが殺到した模様。

「どうして引き合いに出すのでしょうか?どちらのファンもそれぞれの思いがあります」「SMAPファンならずとも彼らの終わり方は本人たちにとって不本意なものだったかも?とは想像できませんか?」「SMAPは いきなり辞めさせられたんだよ!! 無理矢理だよ!! 言動まで制限され!」と批判が集中したようだ。

 矢野はこの事態を受けて、ツイートを削除。「嵐に関するツイートで意図せぬ伝わり方をしてしまったため、とても驚いてしまいました。どなたのことも傷つける意図は全くありませんでしたので申し訳なかったです。スマップってずうっとファンの人達の心の中に一ミリも欠ける事なく存在しているんだ、ということがよくわかりました」と謝罪をした。

 ネット・リテラシー問題に詳しいITライターは、「ネットには、投稿を曲解し、意図したものと違う受け止め方をする人がたくさんいますからね」と苦笑して、こう続ける。

「“最期”という、死をイメージさせる言葉を使ったのも炎上した一因だと思いますが、人にせよ、物にせよ、何かを褒めるときに他の何かを引き合いに出して語るのは、十分に気を遣った方がいいと思います。引き合いに出された方は過敏に受け止め、何倍もの“念”を増幅させて反論してしまうものです」

 また、この問題では矢野の娘で歌手の坂本美雨が「本当にSMAP好きだった人なら、彼女に悪意がないことくらい、わかるでしょうにねぇ」と母親を擁護したが、これにも「いちいちつぶやかなくてもいいでしょ」「身内の擁護はやめた方がいいと思う」などの反応があった。

 熱狂的なファンが多いアイドル、特にジャニーズ系アイドルに関するツイートをする際は十分注意した方がよさそうだ。

(石見剣)

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