平成「美女スキャンダル」全史(3)<プレイバック>藤田紀子が明かした家族崩壊の一矢 (1/2ページ)

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平成「美女スキャンダル」全史(3)<プレイバック>藤田紀子が明かした家族崩壊の一矢

 降りかかった火の粉に対し、オンナたちはどんな言葉を発したのか? アサ芸だけに寄せた「平成の貴重な証言」を厳選する。

 平成と同時に起こった空前の相撲ブームは、若貴を中心とした二子山ファミリーによって形成された。親方夫人として部屋を支えた藤田紀子(71)は、週刊アサヒ芸能97年7月24日号で、こんな爆弾発言を繰り返している。

「若乃花(当時大関)の引退報道が出ましたが、あの人が流したデマだと思います。あの人? 花田勝治さんですよ」

 先代の二子山親方であり、夫(当時)の実兄である。夫人はたまっていた不満をぶちまけた。

「あの人は、いまだに自分に力があるんだ、ということを誇示したくて、こんな話を記者の方にリークしたんじゃないでしょうか。それに、あの人とはほとんどつきあいがないんですよ。もともと、部屋の合併(旧二子山部屋と旧藤島部屋)には、私は反対でした」

 当時、日本一の理想のファミリーと呼ばれた花田家だが、その後は夫婦、親子とことごとく絶縁が続き、今に至る。崩壊の最初の一矢は、週刊アサヒ芸能がキャッチしていたのである。

 さて、斉藤由貴(52)はこれまで、数々の不倫を経験してきた。91年には尾崎豊との不倫旅行をスクープされ、「同志のような関係」と弁明したものの、イメージダウンは莫大だった。

 この騒動の渦中に、斉藤は週刊アサヒ芸能の「ジェームス三木対談」に登場している。不倫騒動に話を振る三木氏に対し、斉藤は言葉こそ発しなかったものの、あの潤んだ瞳で三木氏を見つめ、悠然としたほほえみを浮かべていた‥‥。

 99年、知性派キャスターだった石井苗子(64)は、一大スキャンダルに見舞われた。家庭がある身でありながらファンレターを送ってきた年下男と同棲。その火遊びが終わると、男は一部始終を女性誌に暴露する。これだけに終わらず、同棲していたマンションに投げ込まれたという石井のヌード写真まで公開されたのだ。

 騒動から5年後、石井にあらためてこのことを聞いた。

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