巨人&11球団「プロ野球新戦力」格付けリスト (3/4ページ)

日刊大衆

「実は、ソフトバンクの王貞治会長が最も才能を買っていた新人が根尾です。ドラフトこそスカウト陣の推しで小園海斗を1位指名しましたが、王さんは“身体能力とセンスが素晴らしい”と大絶賛していました」(前出のベテラン記者)

 しかし、残念ながら根尾はトレーニング中に肉離れを起こし、キャンプは2軍スタートとなった。「ただ、ケガは順調に回復し、早期の1軍合流もありうる状況。与田監督は焦らず慎重に様子を見るようですが、まだ開幕スタメンも可能ですよ」(球界関係者)

■ソフトバンクは予定外

 次に、パ・リーグへと目を向けてみよう。まずは昨年、日本一に輝いたソフトバンク。育成を含め、19人に戦力外通告を出す一方、今オフの補強は新人以外ゼロ。選手層の厚さを感じさせるが、「これは予定外」(事情通)なのだという。事情通は続ける。

「日本一とはいえ、ペナントでは2位。西武に6ゲームも離されたことを重く受け止めるよう、親会社からお達しまであったといいます。FAで、いち早く西と浅村のダブル獲りに動いたのは、そのためです」(前同)

 だが、結果的に獲得は2人とも失敗。今季は、ほぼ昨年同様の戦力で戦うことになる。「もともとソフトバンクは12球団一の戦力を誇るチーム。補強なしでも、優勝候補であることに変わりはありません」(前同)

 今回のストーブリーグで、セの主役が巨人なら、パで一番メディアをにぎわせたのは日本ハムだろう。オリックスからエースの金子弌大が移籍、ヤクルトと2対2のトレード、加えて新外国人を3人獲得と、積極的な補強を敢行した。

「注目は新外国人の王柏融ですね。台湾では2年連続で打率4割をマークし、三冠王にも輝いた強打者。ファン人気の高いレアードと再契約しなかったのは、王を獲るからだったともっぱらです」(デスク)

 そして忘れてならないのが、ドラフト1位の“超高校級”投手、甲子園で大スターとなった吉田輝星だ。「甲子園で見せたスタミナといい、重くて伸びる速球といい、素質は文句なし。

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