たけし、クドカン、勘九郎…『いだてん』大惨敗の「戦犯」は誰!? (3/3ページ)
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たけしの出る部分だけが、ドラマから浮いてしまっているような気さえします」(前出のドラマウォッチャー)
現在、ドラマでは前半の主人公・金栗四三を中心に描かれているが、「最大の問題は、主人公の金栗四三にいまひとつ魅力が感じられないこと」と指摘するムキもある。
「金栗を演じる中村勘九郎は、体もムキムキで走るのも速そうなのですが、服も地味でいまひとつ華がない。ただでさえ知名度の低い“マラソンの父”が非常に地味に映ってしまっているんです。金栗はなぜか走ることにこだわっているわけですが、そのモチベーションがどこにあるのかもいまいちピンとこない。端的に言って、感情移入しにくいんですよ」(テレビ誌記者)
大河は一年がかりの長丁場。今回の視聴率低迷を受け、NHKは13日に開いた定例会見で、「ついていけないとか、分かりにくい、という意見も確かにいろんなところで聞いている」と世間からの厳しい評価を紹介しながら、「PRとか解説番組とか、いろんなかたちで補強して、前半のヤマ場を楽しんでほしい」とテコ入れをアピールした。
スタートダッシュは失敗してしまったが、なんとか視聴率をV字回復させてくれることを願うばかりだ。
※画像はNHK大河ドラマ『いだてん』公式サイトから