堀ちえみ、舌ガン告知後も家族ファーストを貫く「肝っ玉かあさん」ぶり!

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堀ちえみ、舌ガン告知後も家族ファーストを貫く「肝っ玉かあさん」ぶり!

「前向きだから過去は振り返らない」がモットーの堀ちえみが、2月19日に公式ブログで口腔がんを告白し、20日に同ブログを更新。

「ありがとうございます」のタイトルで、殺到した激励コメントへの感謝をつづった。〈舌癌になって失う物もあるかと思います。しかし今は得ることの方が多いなぁと。この病気と向き合う事となってしまった、自分の運命。 嘆くのではなく、 素晴らしい試練を与えて頂いたんだ、貴重な経験だとそう思いたいです〉と、どこまでも前向きだ。

 1981年の「第6回ホリプロタレントスカウトキャラバン」で優勝。翌年、15歳の若さで歌手デビュー。同期は小泉今日子、三田寛子、松本伊代、早見優、中森明菜、石川秀美らで、この年は、アイドルの当たり年で、「花の82年組」と呼ばれた。

 83年放送の主演ドラマ「スチュワーデス物語」(TBS系)での「ドジでノロマな亀」ぶりが人気となり、一躍トップアイドルに。だが、恋愛関係の悩みで拒食症に近い症状になり激ヤセしたといい、20歳で芸能界を電撃引退。89年に医師と結婚し3児に恵まれるも99年に離婚。2000年に編集者と再婚する。

「最初の結婚では3人の男の子に恵まれましたが、夫が暴力をふるうことがあったとされ、離婚するまでにはかなりの苦労を強いられたようです。そして、再婚で男女1人ずつ、合計5人の子どもに恵まれた。そんな堀のモットーは家族第一主義。離婚で芸能界に本格復帰して以降は家事と仕事の両立につとめてきました。もともと料理も子育ても大好きで、朝5時半起床で子供たちの弁当を作り、1日4回洗濯機を回し、1日1升8合のご飯を炊き、手作りおかずにこだわる生活を楽しんでいたそうです」(芸能ライター)

 だが、そんな中でも、01年、重症急性膵炎で入院。完治後も特発性大腿骨頭壊死症を発症。リウマチなどにも悩まされた。

「5人の子供の食費だけで月に40万円もかかるうえ、次々病魔も襲われ、結婚と離婚も繰り返しましたが、それでも根がマジメで無類の仕事好き、変わらぬ温かいファンの声援で、堀は立ち上がったんです。11年には一般人男性と再々婚、連れ子が増えて7人の子持ちとなりましたが、夫婦仲も良く、のろけたり、子供自慢を忘れない明るい肝っ玉母さんぶりを披露。17年3月には、デビュー35周年記念ライブを開催するなど幸せが続くかと思われた」(前出・芸能ライター)

 そんな中、今年2月4日に舌ガンと診断を受けたわけだが、その後も家族ファーストを貫いた。18日の息子の高校の卒業式出席を優先させ、手術を22日に延期している。

「ステージ4で左首のリンパ節にも転移した深刻な状態。12時間を超える大手術になるうえに、術後のリハビリも長く辛いものになるはず。だが、子供たちのエールを受けて、堀は病気克服に燃えています」(女性誌記者)

 あの底抜けに明るい笑顔が1日も早く戻ってくるのを待ちたい。

(塩勢知央)

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