安倍晋三“内閣”崩壊!? 麻生太郎と河野太郎「W太郎」の足かせ実態

日刊大衆

安倍晋三“内閣”崩壊!? 麻生太郎と河野太郎「W太郎」の足かせ実態

 厚生労働省が取りまとめる毎月勤労統計のデータ不正問題で、紛糾する国会。「今年7月の参院選が、衆参同日選挙になる可能性も高いため、与党は国会運営に慎重になっています。対して野党は、なんとか安倍政権の牙城を崩すために、今国会で攻撃姿勢を強めることになります」(全国紙政治部記者)

 安倍首相は一歩間違えれば奈落の底……という、非常に困難な政権運営を余儀なくされている。「さらに、支持率に大きく影響しそうなのが、消費増税とロシアとの北方領土交渉です」(前同)

 ところが、その消費増税と日露外交で政権をサポートするべき“キーマンの2人”が、目下、安倍首相の“足かせ”になっているのだという。「財務大臣の麻生太郎さんと、外務大臣の河野太郎さんです。“産まなかったほうが問題”と、また舌禍事件を起こした麻生さんは、消費増税の絶対推進派。増税か先送りかの6月の式決定を待たず、総理に脅しをかけているといわれています。総理は“兄貴分”と麻生さんを立てていますが、本音では政権のリスク要因だと考えているはずです」(官邸関係者)

 麻生氏の失言癖は、想像以上に深刻なようで、「かつて麻生氏は、憲法改正に関して、“ナチスの手口に学んだらどうかね”と発言。欧米では、ナチスは問答無用の絶対悪なので、各国の要人も、そのような思想を持つ麻生氏とは接触を避けているようです」(通信社の海外駐在員)

 そこをカバーするのが、本来なら外務大臣の河野太郎氏だが、これがまた頼りにならない。「河野さんは頑固なうえに、“外国の空港でフライトを待つのが寂しいから、外務大臣の専用機が欲しいよう”とダダをこねたりするワガママな性格。また、東日本大震災から7年目の昨年3月11日には、なんのつもりか“オムレツのコスプレ”姿を自身のSNSに載せるなど、空気が読めない面も」(前同)

 それが原因なのか、「ロシア側の交渉相手のラブロフ外相と、あまりうまくいっていない様子です。会談後に共同記者会見も開かないため、安倍首相は“河野は、ラブロフ外相と人間として向き合っているのか”と、不信感を持っています」(前出の官邸関係者)

 実際に、ロシアとの交渉はこじれにこじれ、「ついに、今年の政府広報から〈北方領土は我が国固有の領土です〉の文言が消えた。このままでは北方領土は帰って来そうにありません」(野党議員)

 政権の要・財務と外務の両大臣のこのていたらく。“W太郎”を晋三が切る日は来るのか。

「安倍晋三“内閣”崩壊!? 麻生太郎と河野太郎「W太郎」の足かせ実態」のページです。デイリーニュースオンラインは、麻生太郎安倍晋三東日本大震災ロシア自民党社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧