あの素晴らしい「昭和大ヒット曲」をもう一度(5)石井明美「CHA-CHA-CHA」 (1/2ページ)

アサ芸プラス

あの素晴らしい「昭和大ヒット曲」をもう一度(5)石井明美「CHA-CHA-CHA」

 86年の「男女7人夏物語」(TBS系)の主題歌「CHA-CHA-CHA」でデビューした石井明美(53)。オリコン1位を獲得し、第59回選抜高校野球大会の入場行進曲にも採用された。

──86年のオリコン年間1位は「CHA-CHA-CHA」で、2位は中森明菜の「DESIRE」、3位が少年隊の「仮面舞踏会」というデータがあります。

石井 自分では実感はなくて、なにしろ当時、歌を出したものの、家族にも友達にもデビューしたことはずっと隠していたくらいですから。で、何かの番組で私がレコードを持って出たのが最初のテレビ出演。それで家族にバレちゃった(笑)。

──隠していた理由はあるんですか?

石井 六本木のカラオケスナックでアルバイトをしていた頃にスカウトされて、ずっと断っていたんです。けど、スカウトの方の「1曲出して売れなかったら辞めたらいい」という言葉でやる気になったので、家族にも「売れなかったら辞めるから」ってタンカを切って。当時、美容師を目指していて、まさか歌手になることは考えてもいませんでした。けど、そのあともたくさん曲を出させていただいて、生涯の仕事になりました。

──歌詞にも出てくる「辛口セクシー」が、まさにピッタリな雰囲気でしたね。

石井 クールというか、しゃべらないキャラを演じてたんです。あの頃はインタビューの受け答えが苦手で、余計なことを言っちゃう性格。だったら、しゃべらないのが一番。それを意識していたら、物静かなイメージがいつの間にかついちゃってました。

──転機になったのは、世界的に大ヒットした「ランバダ」(90年)のカバーですか?

石井 これもヒットしたんですけど、明るい曲に合わせて、じゃあ、もうしゃべるキャラでもいいんじゃないかって。

──最近のバラエティー番組では、波乱万丈な人生を語っていますよね。

石井 離婚したり、飲んだりしている話ですか(笑)。

「あの素晴らしい「昭和大ヒット曲」をもう一度(5)石井明美「CHA-CHA-CHA」」のページです。デイリーニュースオンラインは、石井明美CHA-CHA-CHA週刊アサヒ芸能 2019年 3/7号男女7人夏物語ランバダエンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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