天才テリー伊藤対談「純烈」(3)紅白出場は喜びと悲しみが同時に… (1/2ページ)
テリー この騒動ですっかりかすんだ感じになっちゃったけれど、昨年は「紅白歌合戦」初出場、おめでとうございます。
小田井 ありがとうございます。考えてみると出た感動の余韻に浸る間がまったくなかったですね(苦笑)。
テリー それこそ、純烈は紅白に出ることを目標にしていたグループだから、感慨もひとしおでしょう。
酒井 「最高」のひと言ですね。もう出場できるだけでもうれしいのに、NHKのスタッフの方たちが、わざわざステージに健康センターのセットを作ってくださったんです。
テリー しかも、そこにちゃんとお客さんたちが座っていてね。ふだんのライブの雰囲気もよくわかる。
酒井 ファンの方と一緒に出ることができたのは、感激でしたね。純烈はファンの方の応援があって出られたグループ、ということを理解してくださって、演出に加えてくれたんです。
テリー 錚々たる出演者たちが集まる場じゃないですか、誰か声とかかけてくれたの?
酒井 放送が終わって0時を迎える時、「みんなでカウントダウンをしましょう」と、石川さゆりさんが北島三郎さんの楽屋に歌手のみなさんを呼び入れていたんですよ。たまたまそのタイミングで僕らもそこを通りかかって、声をかけていただいたんです。
テリー おお、有名人が部屋にすし詰め状態なんだ。さぞかし、すごい光景だったんじゃないの。
酒井 すでに五木ひろしさん、氷川きよしさん、いきものがかりさん、MISIAさん、広瀬すずさんたちがいらして、12時になった瞬間、みんなで「おめでとう!」とお祝いして、写真や動画を撮りまくったりして、大はしゃぎしちゃいました。
白川 あれ、楽しかったよねェ。