神社に勤めるにはどうしたらいいの?そして神職には階位、身分、職階の三つのランクがある (1/3ページ)

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神社に勤めるにはどうしたらいいの?そして神職には階位、身分、職階の三つのランクがある

寺や神社は世襲制のイメージが強いですよね。でも実はそうでもありませんでした。神社で働いてみたい!という人は、どのようにすればいいいのでしょうか。

神社に奉職するにはどうしたらいいの?

神学を学べる大学を卒業するか、全国6カ所にある神職養成所に入り、神道に関する歴史・雅楽・書道など専門課程を修了し、定める試験に合格することで神職に就く資格(=階位※後述)を得られます(皇學院大学、國學院大學、神宮研究所など)。

ちなみに階位は大学からではなく、神社本庁から与えられます。また、神社に勤めることは「奉職」と呼びます。

神職って漠然すぎて・・・宮司と禰宜ってどう違うの?

私たちは何気なく宮司さん、神主さんと音でいますが、神主は正確な呼称ではありません。「神職」というのが神社に勤める人たちの総称です。

神社本庁が定める規定により、神職には三つのランクがあります。神職になるための資格で学識の指標である「階位」、神職となった者に与えられ経験や功績を反映する「身分」、そして神社内の役職である「職階」です。

この三つの関係性はなかなかピンとこないかもしれません。順を追って説明します。

職階

本来は階位から説明すべきですが、神社内の役職名が今後頻発しますので、こちらから説明します。

・宮司・・・その神社の長のこと。
・権宮司・・・宮司の補佐的な役目。比較的大きな神社に設けられています。
・禰宜・・・宮司(権宮司がいる場合は権宮司)の次席にあたります。

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