サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「シェーングランツが混戦に断」 (1/2ページ)

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サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「シェーングランツが混戦に断」

 さあ、クラシックだ。

 第一弾は、むろんのこと桜花賞。価値の大きさはこのあとのオークス以上で、明け3歳牝馬による頂上決戦だ。毎年フルゲート(18頭)、もしくはそれに近い頭数になるが、今年は28頭の登録があり、間違いなくフルゲート。トライアルの一つチューリップ賞を制して目下4連勝のダノンファンタジーを筆頭に、有力視されている馬は実に多い。ハイレベルでの混戦と見られており、見応え満点と言える一戦で、馬券的にもかなりおもしろい。

 馬単が導入されて16年になるが、この間、その馬単での万馬券は4回(馬連では2回)。1番人気馬は4勝(2着5回)、2番人気馬は5勝(2着4回)。1、2番人気馬のワンツー決着は5回あり、そう大きく荒れることはない。

 とはいえ、多頭数での競馬。昨年勝利したアーモンドアイのように絶対視される馬はおらず、有力どころがこれだけ多いと、波乱の決着ということも大いにありそうだ。

 また、毎年のこととはいえ、今回も最大手ノーザンファーム生産馬が最も多く、出走可能馬の半数を数える。しかも、そのほとんどが有力候補と見られている。ダノンファンタジーを筆頭としてクロノジェネシス、グランアレグリア、ビーチサンバ、ルガールカルムといった面々だ。

 いずれもチャンスは大いにありと見ていいが、しかし穴党としては、これではおもしろくないだろう。

 13年アユサン(7番人気)や15年レッツゴードンキ(5番人気)、17年レーヌミノル(8番人気)のような“一発屋”が隠れてやしないか。それをあぶり出してみよう。

 混戦とみた以上、有力各馬にそう大きな力の開きはない。能力は高いながら、そう評価されていない馬がいる。期待したいのはそれ、シェーングランツだ。

 藤沢和厩舎では、もう1頭のグランアレグリアのほうが高い評価を得ている。

 牡馬に伍してGI朝日杯FSで1番人気に支持されて3着と好走。ならば牝馬同士のここでは、と見るのは当然である。

 前走後は、放牧で成長を促し、ここ一本に的をしぼっての調整。

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