大量のブッダのお守りで鎧を作り装着していた男性。たまたま着けていない日に交通事故に遭い帰らぬ人に(タイ) (1/3ページ)

カラパイア

大量のブッダのお守りで鎧を作り装着していた男性。たまたま着けていない日に交通事故に遭い帰らぬ人に(タイ)
大量のブッダのお守りで鎧を作り装着していた男性。たまたま着けていない日に交通事故に遭い帰らぬ人に(タイ)


 タイ人のサノム・チャンタラフィロム(58)は、たくさんのお守り(ブッダの魔除け)をつなげて作った"ブッダの鎧(ブッダ・アーマー)"を身に着けていることで有名になった。

 ところが、ブッダに強力に守られているはずのその彼が、交通事故で悲劇的な死を遂げた。

 なんでも、そのときはたまたまブッダアーマーを身に着けていなかったらしい。やはり彼はブッダの鎧に守られていたのか?
・ブッダのお守りをつなぎ合わせて鎧を作った男性

 敬虔な仏教徒であるチャンタラフィロムさんが、タイで初めてニュースになったのは、2年前のこと。

 アーントーン県の生まれ故郷で、お守りで作ったひと目を引く鎧を着ている動画が拡散されたのだ。


อึ้งหนุ่มใหญ่อ่างทองเลี่ยมพระ เหรียญ ร 9 กว่าพันองค์สวมใส่แทนเสื้อ


 メディアが取材したところ、チャンタラフィロムさんは人力車を引いて生計をたてているという。

 国中のさまざまな寺院で手に入れたブッダのお守りを少しづつため、それをたくさんつなげて、鎖帷子のような鎧を作った。揃いの兜もあるという。

 ブッダのお守りは、結婚や富、健康や恋愛など人生のさまざまな場面で、身に着けている者の幸運を強化してくれるツールと考えられている。

 実際、タイの仏教徒は全員、最低ひとつは持っているというが、チャンタラフィロムは、仏教への献身の証として、たくさんのお守りを服の上からつけていた。

 この神聖な仏教徒のお守りは、お布施や聖油を寄付した信者に寺院から提供される。

 サイズや形はさまざまで、素材も漆喰、骨、木、金属などそれぞれ違う。お守りはブッダや高名な仏教僧、あるいはそれを作った僧を表わし、保護のためプラスチックをかぶせてある。
「大量のブッダのお守りで鎧を作り装着していた男性。たまたま着けていない日に交通事故に遭い帰らぬ人に(タイ)」のページです。デイリーニュースオンラインは、海外などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧