サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「タガノディアマンテが波乱起こす」 (1/2ページ)

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サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「タガノディアマンテが波乱起こす」

 桜花賞に続くクラシック第2弾・皐月賞が今週のメイン。桜花賞がそうであったように、この皐月賞もフルゲート(18頭)による争いとみられている。

 確かに好メンバーである。昨年度の2歳チャンプの座に就いたアドマイヤマーズ、リステッド競走を連勝中のヴェロックス、スプリングSを制したエメラルファイト、目下3連勝中のサトノルークス、デビューから3戦土つかずで、最有力候補と見られているサートゥルナーリア、これまた破竹の3連勝を飾っているダノンキングリー、そしてスプリングS2着のファンタジスト、弥生賞を制したメイショウテンゲンと多士済々。まずは見応え満点の激しいレースになること請け合いだ。

 これだけ顔ぶれがそろうと、馬券的にもかなりおもしろい一戦とみていいだろう。そもそもこの皐月賞は、よく荒れるレースでもある。03年に馬単が導入されて以降、これまでの16年間、その馬単での万馬券は半数の8回(馬連5回)。この間、1、2番人気馬でのワンツー決着は3回あったものの、1番人気馬は4勝(2着3回)、2番人気馬は、わずか1勝(2着4回)。ディープインパクト、オルフェーヴルのような“怪物”が出ているのならともかく、簡単に人気どおり決まらないレースなのだ。

 実際、トライアルの弥生賞、もしくはスプリングSを制して皐月賞馬になったのは、過去16年で前記したディープインパクト、オルフェーヴルをはじめ7頭。前哨戦を勝ったからといって、無条件に飛びつけないことがわかる。桜花賞同様、何とも悩ましい競馬である。

 本来なら前記したサートゥルナーリアを筆頭に、アドマイヤマーズ、ヴェロックス、サトノルークス、ダノンキングリーといった有力候補のいずれかから入るのが馬券の筋論ではあるが、有力勢の力量にそう大きな開きはなく、伏兵陣も多彩とあっては、難解だ。

 人気、有力勢のいずれかから勝ち馬が生まれる公算は大きいと思われるが、それでも穴党としては、やはり人気薄の馬に目をつけてみたい。最も期待を寄せてみたいのは、タガノディアマンテだ。

 未勝利を勝っただけの1勝馬。評価のほどは低い。が、前々走のきさらぎ賞で2着、前走のスプリングSが4着。

「サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「タガノディアマンテが波乱起こす」」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2019年 4/18号タガノディアマンテ皐月賞水戸正晴競馬エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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