高熱を出した子供の家に武装した警察が襲撃。子供を強引に連れ去っていく事態が発生。いったいなぜ?(アメリカ) (1/5ページ)

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高熱を出した子供の家に武装した警察が襲撃。子供を強引に連れ去っていく事態が発生。いったいなぜ?(アメリカ)
高熱を出した子供の家に武装した警察が襲撃。子供を強引に連れ去っていく事態が発生。いったいなぜ?(アメリカ)


 アメリカでは子供の虐待に関する厳しい法律をもうけている。州によって異なるがイリノイ州では14歳以下の子供を1人で留守番させたらそれだけでアウトだ。

 子供が転んで怪我をしただけでも親が疑われるケースも多い。容疑がかけられると子供は親から引き離される。

 それだけ虐待が多い為に手厚く守られているということなんだろうが、今回のケースはすこしばかり行き過ぎのようだ。

 深夜、高熱を出した子供の家に、武装した警官らが駆けつけ、子供を連れ去ってしまったのだから。


Arizona police break down door to check on child

・かかりつけの医師が児童保護局に通報

 事の起こりは今年の2月。

 アメリカ・アリゾナ州マリコパ郡チャンドラーに住む、3児の母親サラ・ベックさんと父親ブルックス・ブライスさんは、2歳の長男が40.5度の高熱を出したために、4歳と6歳の娘2人も車に乗せて、息子をかかりつけの自然療法医のもとへ診察に連れて行った。

 子供に予防接種を受けさせていないことを知ったその女性医師は、男児の容態から髄膜炎を疑い、すぐに病院の緊急外来へ連れて行くよう両親に指示した。

 しかし、サラさんとブルックスさんは緊急外来へ向かう途中で、息子の熱が少し下がったことを確認、車の中で元気に踊る息子の仕草を見て、病院へ連れていくまでもないだろうと判断し、そのまま帰宅した。

 この途中で、サラさんは息子を診察した女性医師に電話をし、「熱が下がってきたようだ。なんなら、先生が確認してくれてもいい。今からもう一度連れて行こうか」と尋ねている。

しかし、女性医師は男児の再診を拒否。
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