謎の死を遂げた『平成の偉大なアーティスト』たち… (1/2ページ)

まいじつ

(C)Creativa Images / Shutterstock
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事故? 自殺? 本人しか分からない最期の瞬間。現在もなお、推測が飛び交う平成を代表する3人のアーティストの不審死を紹介する。

《尾崎豊》
『15の夜』『I LOVE YOU』など、反支配、葛藤や心の叫びの歌で一躍若者のカリスマ的存在になった尾崎さんは、平成4年(1992年)4月25日の朝6時ごろ、自宅から約500メートル離れた民家の庭で、全裸の状態で住人に発見された。不審なことに「尾崎は死の直前、持っていたバッグの中身をぶちまけ、民家のブロック塀に何度も頭を打ち付けていた」という目撃証言も上がった。

司法解剖の結果、死因は肺水腫。さらに、致死量を超える覚醒剤を摂取していたことが発覚し、中毒症状が見られたという。享年26という若さだった。

「この時期、連日深夜にまで及ぶレコーディングや、10代のころとは違う自分への戸惑いを感じて過ごしていたようです。そこで不運にも、最愛の母が亡くなってしまいます。かなり重いストレスで、極限状態まで追い詰められていたことでしょう。尾崎さんの死は、自殺や病死など、さまざまな憶測が飛び交っています」(芸能記者)

事故?自殺?謎の残る最期

《HIDE》
『X JAPAN』のギタリストで、ソロアーティストとしても大活躍。33歳のとき急逝した。献花の列はおよそ2キロにまで伸び、その圧倒的な存在感は死後20年たつ現在もファンを魅了し続けている。

平成10年(1998年)5月2日、HIDEさんの同居人が帰宅すると、ドアノブに掛けたタオルで首を吊り、呼吸停止した状態で発見された。当初は自殺と報じられたが、近年では酒に酔ったままタオルで肩や首を伸ばして肩コリをほぐそうとしていたところ、そのまま寝てしまったために起きた事故ではないかとの見方が強まっている。

「死の直前は、『hide with Spread Beaver』名義でソロ活動を行い、『X JAPAN』に迫るセールスを記録していました。自殺説が多く飛び交った原因は、死の直前に収録された楽曲『ピンクスパイダー』の歌詞やMVが、自殺を示唆しているともいわれたからです。

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