ジャニーズ“平成の大誤算”…『Sexy Zone』はなぜ失敗したのか (1/2ページ)

まいじつ

(C)VladOrlov / Shutterstock
(C)VladOrlov / Shutterstock

今年11月にデビュー8周年を控え、今や若手から中堅になった〝セクゾ〟こと『Sexy Zone』。しかし、そのポジションは何とも微妙な位置にあり、いまだに「ブレークしきれていない」状況が続いている。

近年、「セクゾ」は事務所からの猛プッシュを受け続けており、昨年はグループ初の地上波冠番組が放送された他、夏には日本テレビの『24時間テレビ 愛は地球を救う』のメインパーソナリティーに抜擢。中島健人は『ぐるナイ ゴチになります!』(同系)新レギュラーや、メンバー初となる深夜以外での連ドラ主演を務め、佐藤勝利も同枠ドラマに準主演クラスで出演した。今年に入ってからもチョコレート菓子のCMやゴールデンバラエティーのレギュラーなど、仕事はさらに増えている。

しかし、事務所の期待もファン獲得には結び付いていないようで、CD売り上げは「まだ知名度がない」と言われた若手時代から〝微増〟にとどまっている状態。また、現在行なっているライブツアーは相変わらず1万人規模のアリーナクラスで、デビューから10年近くたつ今でも「ドーム公演」を一度も行えていない危機的状況だ。

「セクゾはこの世代の中心となる〝エース〟として育てられてきたグループ。ジャニーズにもドーム未経験グループは存在しますが、事務所のプッシュが目立つ分、セクゾの不甲斐なさはかなり際立ちます。そして、〝次世代エース〟〝正統派〟のレールに乗っていることも、結果的に彼らの首を絞めているんですよ…」(ジャニーズウオッチャー)

豊富なチャンスを生かしきれず〝限界説〟も…

「同時期にデビューした『A.B.C-Z』や『ジャニーズWEST』は、テレビやコンサートで『もっと売れたい』『仕事が欲しい』などと、自身の不遇をネタにできるグループ。しかし、正統派として育てられたセクゾは、仕事自体には恵まれているため、そうした冗談を言える立場にありません。上の2組は『後輩のKing&Princeに抜かされた』とよく発言していますが、セクゾは抜かれているにもかかわらず〝キンプリの兄貴分〟と危機感なく構えている印象を与えてしまっています。

「ジャニーズ“平成の大誤算”…『Sexy Zone』はなぜ失敗したのか」のページです。デイリーニュースオンラインは、ジャニーズWESTSexy Zoneジャニーズエンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧