『霜降り』粗品は大丈夫?『R-1』チャンピオンたちの哀しき現在…

まいじつ

(C)Golubovy / Shutterstock
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ひとり芸日本一を決定する『R-1ぐらんぷり』は、年に一度開催される若手芸人向けの一大イベント。17回目の開催となった今年3月10日の決勝大会では、お笑いコンビ『霜降り明星』の粗品が優勝を飾っている。さらなる飛躍を期待したいが、「R-1ぐらんぷり」に優勝してもメディアから消えてしまう芸人が多いのも事実だ。

昨年開催された同イベントで第16代王者に輝いた濱田祐太郎は、優勝からわずか1年で早くも「消えた」といわれている。約3万人に1人の割合で発症するという先天性緑内障を抱えた濱田は、生まれつき左目が見えないというハンデを抱えていた。右目も明暗が区別できるほどの視力しかないとのことで、盲目を自虐ネタにした芸風が特徴的だ。

濱田のネタを見たファンからは「べしゃりがとにかくうまいし、優勝したのも納得だわ」「ハンデを感じさせない勢いがあって面白い」など、称賛する声が多数上がっている。しかし、大会優勝直後は多くの番組に出たものの、すぐにテレビ出演はなくなっていき、現在はお笑いライブやラジオ出演をメインに活動している。

消えた歴代優勝者の現在は?

濱田と同様に、三浦マイルドも自虐ネタが持ち味の芸人。落ち武者のような髪型を全面に押し出した〝ハゲネタ〟を多数披露し、2013年に見事優勝を勝ち取った。

優勝直後はバラエティー番組や舞台に引っ張りだこだったが、次第に仕事数が減少。また昨年には、名のある大会に優勝したがブレークできなかった〝悲しきチャンピオン芸人〟として『アメトーーク!』(テレビ朝日系)に出演し、『銀シャリ』や『パンクブーブー』らとともに、優勝後の低迷期エピソードを赤裸々に語ってみせた。

番組では出演した芸人たちのパネルを使用し、最も知名度が低い芸人を確かめるべく街頭インタビューも決行。すると、三浦の知名度が最も低いことが判明し、『悲しきチャンピオン-1グランプリ』初代王者の座を手にしている。

10年の「R-1ぐらんぷり」で優勝したあべこうじも、芸人の活動がめっきり減ってしまった1人。14年には元『モーニング娘。』の高橋愛と結婚して世間をにぎわせたものの、目立ったメディア露出は少ないのが現状。今年3月末に発表されたサッカーJ1『大分トリニータ』の公式応援ソング『トリニータイソウ』の作詞を担当するという大役を任されたが、SNS上では「歌詞の内容が下品過ぎる」など波紋を呼んでいる。

今年優勝したばかりの粗品は生き残れるのだろうか。

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