天才テリー伊藤対談「カンニング竹山」(1)新刊はテリーさんのお仕事を参考に (1/2ページ)
●ゲスト:カンニング竹山(かんにんぐ・たけやま) 1971年、福岡県生まれ。地元福岡でお笑いコンビ「ター坊ケン坊」として活動したあと、上京するが解散。92年、東京で小学校の同級生・中島忠幸と再会し、「カンニング」結成。2004年6月、「エンタの神様」(日本テレビ系)に初出演。過激な発言を繰り返す、ズボンを脱ぐなどのパフォーマンスやキレ芸で人気となる。06年12月、相方を亡くし、ピン芸人に。バラエティーのほか、役者としても活躍し、多くのドラマ・映画に出演する。最近はコメンテーター、パネラーとしての出演も多く、現在のレギュラー番組は「ビビット」(TBS系)、「直撃LIVE! グッディ」「ノンストップ」(ともにフジテレビ系)など。近著に「福島のことなんて、誰もしらねぇじゃねえかよ!」(ベストセラーズ)がある。
大声でかみつきまくるキレキャラがお茶の間で人気を博し、ピン芸人となった現在も各所で引っ張りだこのカンニング竹山。天才テリーを相手に、福島への思いをまとめた書籍、そしてワイドショーへの不満と野望を巡ってガチトークを展開、これはキレてる場合じゃないッ!
テリー 「福島のことなんて、誰もしらねぇじゃねえかよ!」、読ませてもらいました。おもしろくてビックリしたよ、いつから福島に興味を持ち始めたの。
竹山 当時ラジオでニュース番組をやっていて、震災の半年後に取材で入ったのがきっかけですね。それ以降「自分でも何かできねえかな?」と思うようになったんですけど、例えば炊き出しをやるにしたって、準備や段取りなんて、よくわかんないじゃないですか。
テリー そりゃそうだ。
竹山 だったら、街歩きロケみたいに歩いて、出会った人と話せばいいかな、と。芸人の後輩たちと一緒に数えきれないほど足を運んでいますが、義務感を抱えるとおもしろくないので、常に「遊びに行く」というスタンスですね。
テリー へえ、それを出版社がまとめようと言ってきたんだ。