「100年に一人の逸材感が…」棚橋弘至、プロ野球・楽天戦の始球式でストライク投球

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「100年に一人の逸材感が…」棚橋弘至、プロ野球・楽天戦の始球式でストライク投球

 新日本プロレスの棚橋弘至が14日、楽天生命パーク宮城で行われた東北楽天対北海道日本ハム戦で始球式を行った。

 野球少年だったことで知られる棚橋だが、先シリーズは左肘の怪我で欠場。6月5日、両国国技館でジェイ・ホワイトを相手に復帰することが決まったばかり。今回は5月13日に開幕した新シリーズ『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.』(仙台サンプラザ)のプロモーションの一環として登場したが、元気あふれる姿を披露した。

 この日は平日であるにもかかわらずデーゲームだった。棚橋は昼前、球場エリアで流されるラジオ番組に出演すると、楽天のキャップとユニフォームを着用、「イメージトレーニング」とグラウンドへ。楽天の平石洋介監督と記念撮影するなど、天然芝と土の香りが漂う楽天生命パーク宮城のグラウンドを堪能し、マウンドへ向かった。

 楽天ファン、日本ハムファンの歓声に包まれながらマウンドに上がった棚橋は、球場内がどよめくほどのストライクピッチングを披露。大役を果たした。

 登板後、棚橋は「室内練習場で練習したときは全然ストライクが入らなかったのですが、本番でしっかりと決められるあたり、100年に一人の逸材感が出ましたね!しっかりと腕を振ったつもりですが、筋肉がつきすぎて回転が悪くなってしまいました」と振り返った。

 続けて「怪我で欠場中だったので、久しぶりにたくさんのお客様の前でパフォーマンスができて本当にうれしいです。ぜひ、大きな声援で楽天イーグルスも新日本プロレスも応援していただけるとうれしいです!」とコメント。これまでも始球式の経験がある棚橋だが、今回は間違いなくベストピッチング。この勢いを復帰戦につなげたい。

文・写真 / どら増田

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