保護施設で2381日過ごした犬。ついに家族に巡り合える(アメリカ) (1/4ページ)

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保護施設で2381日過ごした犬。ついに家族に巡り合える(アメリカ)
保護施設で2381日過ごした犬。ついに家族に巡り合える(アメリカ)


 動物の保護施設では、様々な事情をかかえた犬や猫が、自分を必要としてくれる家族に巡り合えることを信じて、待ち続ける日々を送る。

 最近では期限を決めず、新たな飼い主が見つかるまでずっと世話をし続ける施設も増えてきたが、すぐに新しい飼い主が見つかる子もいれば、しばらく施設の中で過ごす犬猫もいる。

 アメリカのオハイオ州にある保護施設には、長い間飼い主に巡り合うことができないでいる犬がいた。ヒギンスは施設の中で2381日、約6年半の間待ち続けていたのである。

 だがついにその日が来た!
・すぐに引き取りてが現れたがひどい扱いを受け再びシェルターに…

 オハイオ州プレブル郡にあるシェルター「Humane Society of Preble County」の事務局長レズリー・レナ―さんは、長年施設に留まったまま、引き取り手が見つからないヒギンスに関する心配を口にする度、周りから「もう安楽死させたら?」という言葉を何度も耳にしてきた。

 2012年、まだ子犬だった頃にこのシェルターに連れて来られたヒギンスだが、実はその時すぐに飼い主が見つかり一度は引き取られていた。

 ところが、その生活は理想とは大きくかけ離れたもで、ある人により再び施設に戻ってきたのだ。ヒギンスは、引き取られてからの1年間、飼い主にずっと犬小屋に鎖で縛りつけられる生活を送っていたのだ。レズリーさん変わり果てたヒギンスを見て、野良犬と見間違えたほどだったそうだ。
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