「彼女のいる男性」を振り向かせる方法 (1/3ページ)
好きになった人にはもう恋人がいた! という衝撃を味わった人は、少なくないと思います。
多くの人はそこであきらめてしまいがちですが、本当にそれでいいのでしょうか? せめて気持ちを伝えてみてはいかがでしょう。
今すぐではなくても、もしかしたら、その気持ちに彼が応えてくれる日が来るかもしれないのです。
■気持ちを伝えずに去るのは寂しい~Y子さんの場合
まず、Y子さんの例をお話しします。
彼女は会社員時代に、自分とはちがう部署の男性のことをずっといいなと思っていました。けれど、彼の知り合いにさりげなく情報を聞き出してみたら、残念なことを伝えられました。彼には学生時代からのつきあいの彼女がいるというのです。恋人がいるのならあきらめるしかない、と考え、Y子さんは自分の想いを封印するしかありませんでした。
そんな彼女の気持ちに動きがあったのは、それから1年ほど経った時です。知り合いの会社に誘われ、Y子さんは転職することになりました。あと数日で退職するというとき、彼女の頭には好きだった彼の存在が浮かび上がったのです。封印したつもりでも、やはり彼のことを好きな気持ちを変えることはできなかったのでした。
けれど、周囲の話によると、どうやら彼はまだその彼女と交際中のようす。それでもY子さんは思い切って、気持ちを告げてから会社を去ることにしたのです。
◇ある日突然思いが叶うことはある
彼が会社の廊下をひとりで歩いているところをみはからって、Y子さんは声をかけました。
「私、来週退職してしまうんで、もしよかったらこれ」と、ハンカチと一緒に、彼への想いをつづった手紙を渡したのです。ほとんど会話をしたことがなかった彼でしたが、Y子さんの存在は知ってくれていたらしく、小さくうなずき、手紙を受け取ってくれました。けれど翌日届いたメールには「今は彼女がいるのですみません」と書かれていたのです。 Y子さんは不思議とスッキリした気持ちでした。彼に気持ちを伝えることができただけでも胸のつかえが取れたような思いだったのです。
気持ちを切り替え、新しい会社でがんばっていたある日のことです。