「猫は完全室内飼い」「吠える犬は撤収し飼い主を処罰」西オーストラリア州で新たな法律の導入を検討 (1/4ページ)

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「猫は完全室内飼い」「吠える犬は撤収し飼い主を処罰」西オーストラリア州で新たな法律の導入を検討
「猫は完全室内飼い」「吠える犬は撤収し飼い主を処罰」西オーストラリア州で新たな法律の導入を検討


 西オーストラリア州の州政府が、新たな法律の施行を検討中だ。

 現在オーストラリアでは、野良猫の数が急増しているだけでなく、飼われている犬の吠える声が大きすぎたり、見知らぬ人が攻撃されたりする事態が起こっており、多くの苦情が寄せられていることが原因のようだ。
・野良猫の数が急増し、保護すべき野生動物が脅かされるように

 近年、オーストラリアでは野良猫の数が増えたことにより、保護しなければならない貴重な野生動物の生態が脅かされる傾向にあるという。

 これまでに哺乳類20種が絶滅に追い込まれたことからも、野良猫を駆除して環境を保護することが必須となった。オーストラリアでは野良猫200万匹の駆除を目指すというニュースも先日報道されたばかりだ。

 そこで、新しく導入される法として検討されているのが、猫の完全室内飼いの義務付けだ。

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 福祉団体『Cat Haven』の最高経営責任者ロズ・ロビンソンさんは、猫を室内から出さない考えを指示しているひとりだ。

 ロズさんは、地元メディア『9News』で「猫の健康や福祉を考えると、室内飼いの方が長生きできるし幸せな生活が送れます」と話している。

 Cat Act(猫法)では、今後「日没から日の出までの夜間に、猫を外に出すことを一切禁じる」もしくは「永久的に室内から猫を出すことを許可しない」という法の改正案を導入しようとしている。
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