SHO株が急上昇中! 新日本スーパーJr.優勝候補のオスプレイ、石森、鷹木ら連勝発進
新日本プロレス初夏の最強ジュニア戦士決定戦『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.26』(BOSJ)が13日、宮城・仙台サンプラザ2連戦で開幕した。16日までにA、B各ブロックの全選手が各2試合を消化した。
開幕直前に優勝候補の一人だったエル・デスペラードが負傷のため、フリップ・ゴードンがビザトラブルのためそれぞれ欠場となり、成田蓮とDOUKIが代替出場。波乱の予感が漂うBブロックだが、田口隆祐、ウィル・オスプレイ、エル・ファンタズモ、ロビー・イーグルスが2連勝スタート。Aブロックは、タイガーマスク、石森太二、鷹木信悟が2連勝スタートを切っている。
Aブロックの注目はタイガーだ。来年1月に獣神サンダー・ライガーの引退を控える中、好調なのはうれしいところ。TAKAみちのく、金丸義信の鈴木軍2人に完勝した。Bブロックではオスプレイが安定しているように見えるが、「X」として鳴り物入りで参戦してきたファンタズモの動きは非常に不気味。ファンタズモに誰が初黒星をつけるのか注目だ。
開幕戦で石森がIWGPジュニアヘビー級王者ドラゴン・リーから勝利を収めたのは大きい。Aブロックは強敵ぞろいなだけに、今後も星の潰し合いが繰り広げられるのは必至だが、2連敗しているものの今シリーズ、SHOの目の色が違うのはチェックすべき点だろう。SHOが優勝候補の一角を崩すようなことがあれば面白い。
今年も開幕からBOSJはノンストップバトルの連続となりそうだ。
文・写真 / どら増田