プロ野球「ザワつく12球団ベンチ裏」(1)巨人・阿部慎之助の存在が… (1/2ページ)

アサ芸プラス

プロ野球「ザワつく12球団ベンチ裏」(1)巨人・阿部慎之助の存在が…

 5月1日に令和が「開幕」を迎え、日本列島は祝賀ムードに沸いた。一方、史上初めてシーズン中に時代をまたいだプロ野球界では、常勝球団にも絶不調チームにも、等しく悲喜こもごもが渦巻いていた。新時代の12球団を占う「ベンチ裏内情」を徹底的にレポートする!!

 開幕スタートダッシュに成功した新生・原ジャイアンツだが、何やらベテランの動向がキナくさい。まず矛先は大型補強の是非に向けられていた。巨人番記者が眉をひそめる。

「FA移籍の炭谷銀仁朗(31)こそ、自身もそれなりに活躍しながら、小林誠司(29)が併用策に奮起して打ちまくるなどいい影響を与えていますが、原辰徳監督(60)の肝煎りで入団した中島宏之(36)はまったく打てません。めげずにベンチで盛り上げ役を買って出ているのですが、他の選手はそれに呼応せず、空回りして浮きっぱなしです。岩隈久志(38)にいたっては、開幕から2カ月近くたつのに、登板のメドすら立っていません。いまだにネットピッチング調整に終始し、首脳陣は『コマが足りなくなる終盤までに戻れれば』と寛容に構えています。が、若手には『そんな選手に大枚をはたいて、戻ってきたら枠もひとつ潰れるなんて‥‥』とこぼす連中もいるほどです」

 捕手復帰を直訴した生え抜きの重鎮・阿部慎之助(40)は、いまだに公式戦でマスクをかぶれないまま、代打要員に甘んじている。打率は4割超と好調を持続しているが、あれだけ捕手を併用しながら阿部の起用を見送っていることを考えると、原監督も苦慮していることは推して知るべしだろう。

「阿部は次期監督候補とも言われますが、スキャンダル続きで叩けばホコリが出るイメージのため、球団も原監督もよしとしていない。シーズン前には、阿部の実父がキャンプを無断訪問するという珍事件も起きています。我が物顔でグラウンド内まで入り込み、『カントク~!』と原さんを呼び止めていました。原さんも迷惑がって『なんで行かなきゃいけないんだ』という雰囲気がありありでしたよ。球団も問題視していたと聞いています」(巨人番記者)

 阿部は選手間での求心力にも疑問符が付いている。チームメイトが距離を取りたがっているというのだ。

「プロ野球「ザワつく12球団ベンチ裏」(1)巨人・阿部慎之助の存在が…」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2019年 5/23号澤村拓一原辰徳阿部慎之助巨人エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧