夢に見たことが、目が覚めている時に脳内で再現される現象「デジャレヴ」とは?その謎を探る(フランス研究) (1/4ページ)

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夢に見たことが、目が覚めている時に脳内で再現される現象「デジャレヴ」とは?その謎を探る(フランス研究)
夢に見たことが、目が覚めている時に脳内で再現される現象「デジャレヴ」とは?その謎を探る(フランス研究)

Alpgiray Kelem/iStock

「デジャヴュ(デジャヴ)」という言葉を耳にしたことがある人は多いだろう。

 デジャヴュは、人がある光景や物を目にした時、またその状況を、過去に経験したことがあると感じる現象(既視感)として知られている。

 科学者によると「実際に目にしているものは、以前に見たことがあると信じているものと完全に同一というわけではなく、似た形や光景、または状況が、時にエキサイティングな形で現れることで、脳により認識づけられる現象」なのだそうだ。

 デジャヴに関しては科学者らが今も研究を続けているが、今回フランスの科学者チームは、「デジャレヴュ(deja-reve)」という現象が脳内に起こることを明らかにした。
・デジャレヴュとは?

 デジャレヴュは、夢で見たと信じられているシーンや記憶もしくは単なる感情が、目覚めている時に脳内で再現されるというミステリアスな現象だ。人は脳に電気刺激が与えられると、古い夢や悪夢を脳内で再体験することができるという。

 これまで「これ、前に体験した…?」というような経験(既視感)は、全てデジャヴュというカテゴリーの中に一括りにされてきた。しかしそれは、「経験的現象の理解と語彙不足によるものである」と2018年の脳神経刺激研究で研究者らが述べている。
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