トランプ大統領「5兆円おねだり」とご機嫌取り安倍晋三への「バカヤロー!」

日刊大衆

トランプ大統領「5兆円おねだり」とご機嫌取り安倍晋三への「バカヤロー!」

 5月25日、米国のトランプ大統領が来日した。元号が令和に代わって初の国賓としての待遇で、天皇陛下と会見するほか、安倍晋三首相とのゴルフ、大相撲観戦、さらに自衛隊の護衛艦『かが』に乗艦するなど、28日までの滞在中の日程は盛りだくさん。極めつけは、大相撲観戦。「26日の夏場所千秋楽観戦では、トランプ大統領の警護のために、土俵近くの正面升席を大量に確保してSPを配置。その升席には椅子を設置するというVIP特例でした」(全国紙記者)

 まさに “史上最大のおもてなし”だが、安倍首相は“お土産”も忘れてはいなかった。首相が訪米した4月27日、トランプ大統領は日米首脳会談後に「日本が米国の自動車工場に400億ドルを投資する」と発言。安倍首相は4.4兆円ものプレゼントを持参していたのだ。

 さらに、日本政府は米国製の戦闘機F35を今後、100機ほど購入することを決めているが、その値段は1機100億円。総額では1兆円の買い物である。「自動車関税の引き上げをダシに、トランプ氏から5兆円ものおねだりをされて、安倍首相はそれにヘーコラ従ったわけです」(前同)

 国内に目を向ければ、10月に消費増税を控え、国民に負担を強いる状況。国民の税金で、ご機嫌を取る首相の姿にはうんざりだが、「トランプ大統領にとって、来年の大統領選がすべて。さらに日本に(おねだりを)要求してくる可能性が高い」と話すのは、政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏だ。「米国民の支持を得るため、日米貿易不均衡の是正に動くはずで、そうなれば日本経済に大ダメージです。もし、安倍首相が本当にトランプ大統領と仲がよく、また、外交が本当に得意なのであれば、“NO”と言えるはず」(前同)

 いずれにせよ国民負担は増えるだけだが、トランプ大統領は“さらなる要求”をする可能性が高いという。声を潜めて話すのは、外務省の元幹部だ。「北朝鮮への経済支援です。安倍首相は、米国に日朝会談の仲介を求め、“無条件に向き合う”としていますが、米国はその見返りに北朝鮮への支援をさせる腹づもり。米国にすれば北朝鮮に恩を売れて、しかも、実費負担もないうえにメンツも潰れない。安倍首相が言う“無条件”には、そこも含まれている」

 ご機嫌取りのためなら、血税もバンバン渡す――。日本国民の「バカヤロー」の声は耳に入らないのか。

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