天才テリー伊藤対談「小林清志」(4)「ルパン」新作はアサ芸読者も満足 (1/2ページ)

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天才テリー伊藤対談「小林清志」(4)「ルパン」新作はアサ芸読者も満足

テリー 「ルパン三世」の名キャラクター・次元大介を最初のテレビシリーズで演じたのが71年。ひとつのキャラクターを48年演じていることになるじゃないですか。これってすごいことじゃないですか。

小林 ありがとうございます。まあ、昔のシリーズから変わらず演じているのは俺だけだから、結果としてそうなったというところはありますけどね。

テリー 小林さんにとって次元はどういう存在なんですか。

小林 こんなこと言っちゃうと、なんか偉そうに聞こえるだろうけどね‥‥「次元大介は俺だ!」って思っていますよ。

テリー 僕を含めて、ファンみんながそう思っているんじゃないですかね。

小林 本当に? だとしたらありがたいけれど、声ばかりは年相応なので、どうにもならない。ふだんはお聞きのとおり、ちょっとかすれているんですよ。

テリー それでも大丈夫なんですか?

小林 これが不思議なもので、お金をもらっている仕事となると、ちゃんと出るんですよ(笑)。

テリー ハハハハ。若い頃に演じた次元を見返したりすることはありますか。

小林 たまに昔の作品を見ることがあって、やっぱり若い頃は声に張りがある。もう全然違うんだよ。だけど、こちらにもプライドがありますから。「俺が演じる次元が、次元大介なんだ」というね。

テリー ええ、よくわかります。

小林 だから昔と比べて違ったとしても、今の俺なりの次元を見せていけばいいんだ、と思っています。もちろん、ファンの方が許してくれればの話ですが、できるかぎりはわがままを言わせてもらって、次元を変わらず演じていきたいと思っています。

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