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“耳かき”が原因で意識不明の重体に! 他人事じゃない、驚愕の理由は…

 いつもと変わらぬ生活をしていても、命を危険にさらす落とし穴は身近なところにあるかもしれない。世界には、誰もが一度はしたことのあるかもしれない行動によって危険な状況に陥った例がいくつかある。

 海外ニュースサイト『THE Sun』は2019年3月13日、イギリス・ウェストミッドランズ州に住む31歳の男性が、耳掃除が原因で意識不明の重体になり、病院へ搬送されたと報じた。同記事によると、男性は搬送される数日前から左側の頭部に痛みを感じており、激しい吐き気をもよおしていたそうだ。搬送後、男性が病院で検査を受けると、左側の耳の近くから左側の頭蓋骨の近くにかけて、膿がたまっていることが判明。男性はすぐに左耳の膿を取り除く手術を受けたが、耳の奥から膿と同時にコットンの塊が出てきたという。

 手術を担当した医師によると、男性が突然倒れた原因は、耳掃除のために使用していた綿棒のコットンが耳の中にたまっていたことで、そこから細菌が増殖。細菌が脳にまで感染していたからだという。同記事によると、男性も長年綿棒で耳掃除をしていたことを認め、5年ほど前から左耳が聴こえづらくなったと伝えている。

 匂いフェチが原因で、自身の体をむしばむこともあるようだ。

 自分の靴下の匂いを嗅いだことで、体に異常を来したのは中国・福建(ふっけん)省に住む当時37歳の男性だ。海外ニュースサイト『Fox News』が2018年12月に報じた内容によると、男性は自分が履いた靴下の匂いが好きで、毎日、1日の終わりにその日履いていた靴下の匂いを嗅ぐ習慣があったという。ある日、男性はいつものように自身の靴下の匂いを嗅いだのだが、突然、息苦しさに襲われ病院に駆け込んだ。医師がレントゲンを撮ると、男性の肺は真っ白になっており、カビが原因となって引き起こされる「真菌感染症」と判断されたそうだ。水虫も真菌感染症の一種とされ、足には多くの真菌が存在しているが、男性は足の真菌を吸い続けたことで肺が真菌感染症になってしまったという。2019年現在、男性は回復に向かっている。

 日本の食卓にもよく並ぶ食材を食べて、手術に至った例もある。

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