死ぬも生きるも兄弟一緒!平安時代、数万の軍勢に突撃したたった2人きりの零細武士団の武勇伝 (1/4ページ)

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死ぬも生きるも兄弟一緒!平安時代、数万の軍勢に突撃したたった2人きりの零細武士団の武勇伝

歴史の授業で「武士団」という単語をご記憶かと思います。武士団とは文字通り武士の集団で、名立たる合戦で激突した大軍同士も、それぞれが武士団の集合体でした。

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当然その数も人望や経済力によってまちまちで、数千~数万の軍勢を率いる有名どころの大名から、父子や兄弟など二人きりという最小単位の武士団まで、実に様々でした。

今回は、とある零細武士団の武勇伝を紹介したいと思います。

一族に名誉を!兄の悲壮な決意

時は平安末期の寿永三1184年2月7日。源平合戦におけるハイライトの一つである一ノ谷の戦いで、源氏方の大将・源範頼(みなもとの のりより)に従う二人の兄弟。

その兄の名は河原太郎高直(かわはらの たろうたかなお)、弟は次郎盛直(じろうもりなお)と言う武蔵国(現:東京都および埼玉県)の住人で、武蔵七党の一つ・私市(きさいち)党を構成する二人きりの武士団でした。

平知盛肖像。伝狩野元信筆・赤間神宮蔵。

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