酒、タバコ、鼻ほじるのも要注意! 続けていると死ぬ「実は危険な日常習慣」 (1/6ページ)

日刊大衆

写真はイメージです
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 知らず知らずのうちに毎日していることが、実は、病気の発症リスクを高め、寿命を縮めている可能性が!

 日本人の死因のワースト3は、がん(27.8%)、心疾患(15.2%)、脳血管疾患(8.2%)(厚労省調べ=2019年)。そのどれもが、生活習慣病と深く関わっていることは、よく知られている。分かっちゃいるけどやめられない深酒や喫煙はもちろんだが、よかれと思って続けている生活習慣が、実は体に悪影響を及ぼしていることだって珍しくない。そこで「続けていると死ぬ!」危険な日常生活習慣を調査。すると、文末の表にまとめたように出てくるわ、出てくるわ。

 なんでもないことが、寿命を削る、あるいは重大病やケガを招く――たとえば、「鼻をほじると肺炎の感染率が高まる」ことを、ご存じだろうか。日常、なにげなく鼻くそをほじったり、鼻毛を抜いたりしているお父サンは少なくないと思われるが、「日本人の死因の5位でもある肺炎は、原因となる肺炎球菌が保菌者のくしゃみや咳によって、空気中に拡散した唾液を介して感染することが知られています。英国の研究チームが肺炎球菌を被験者の手に塗布して実験すると、人間の手や指によっても感染することが明らかになったんです」(医療ジャーナリスト)

 つまり、菌の付着したスマホや電車の吊り革を触った手で鼻をほじるだけでも、肺炎に感染するリスクがあるというわけ。「手洗いは病気予防のイロハのイ」と言われるゆえんだ。

 別の例を挙げよう。我々日本人にとって、「椅子に座って体を休める」ことが体に悪いと思っている人は、まずいないだろう。だが、最近の研究で「座りすぎは肥満や糖尿病、高血圧、心筋梗塞、脳梗塞、がんなどを誘発し、死亡リスクを高める」(前出の医療ジャーナリスト)ことが明らかになっているのだ。「豪州の研究機関によれば、1日の総座位時間が4時間未満の成人に比べて8~11時間の人は死亡リスクが15%増、11時間以上の人は40%増という衝撃的な数字が出ています。座位は、太腿や“第二の心臓”といわれるふくらはぎが活動停止状態となり、血液がドロドロになってしまう。1時間座ると寿命が22分縮む、という説もあるほどです」(前同)

 そのため、オフィスでは30分~1時間に1回は椅子から立つなどの工夫が必要。

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