サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「本格化スティッフェリオが穴」 (1/2ページ)

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サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「本格化スティッフェリオが穴」

 今年で第60回を迎える宝塚記念。この関西版グランプリが今週のメインで、春競馬の掉尾を飾る大一番である。

 大阪杯を制して勢いに乗るアルアインを筆頭としてGI勝ち馬が6頭出走してくる豪華版。見応え満点の白熱した戦いが繰り広げられること請け合いだ。

 ルメール騎手とコンビを組むレイデオロ、大阪杯でデッドヒートを演じたアルアイン(1着)、キセキ(2着)が最右翼とみられ、人気を分け合うと思われるが、スワーヴリチャード、リスグラシュー、マカヒキ、エタリオウも差がなく続き、結末がどう転ぶか予断を許さない。

 真夏前の暑い時期でもあり、梅雨で馬場が悪化する可能性もある。人気、有力どころで簡単に決まるかどうか。馬券的には難解なGI戦でもある。

 実際、このレースに馬単が導入されて以降、これまでの16年間、馬単での万馬券は7回(馬連3回)も出ている。この間、1番人気馬は4勝(2着4回)、2番人気馬は2勝(2着2回)。1、2番人気馬のワンツーはわずか1回で、比較的よく荒れていることがわかる。

 あとは、この季節柄、出走頭数が少ないわりに、暑さに強い牝馬が活躍しているのは見逃せない。紅一点のリスグラシューは、要注意というべきか。

 いずれにせよ、体調のよしあしの見極めは大切だが、それでもGI戦で勝ち負けした有力勢を優位に見るべきなのは確か。前記した人気どころが、よもやの凡走に終わることは考えにくいからだ。

 とはいえ、伏兵陣も多彩。穴党としてはむろんのこと、そちらに目を向けたい。狙ってみたいのは、そんな1頭、スティッフェリオである。

 初めてのGI挑戦となった前走の大阪杯は7着に敗れたが、終始2、3番手の積極策に出て、見せ場たっぷりの好内容。勝ったアルアインとコンマ5秒差だったことは評価していい。

 以前は使い減りするタイプだったが、ここにきて体重が減らなくなった。ひ弱さが影を潜めて本格化してきたからではないだろうか。だからこその連続GI挑戦となったのだろうが、音無調教師は、

「ずいぶんとたくましくなった。

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